野生に帰されたハチクマ（撮影?張雷）。

広西壯（チワン）族自治區(qū)の林業(yè)當(dāng)局はこのほど、大明山國(guó)家級(jí)自然保護(hù)區(qū)で、ベンガルヤマネコやカンムリワシ、メンフクロウを含む11種類(lèi)の國(guó)家重點(diǎn)保護(hù)野生動(dòng)物33匹を野生に帰した。統(tǒng)計(jì)によると、2018年以來(lái)、同自治區(qū)の林業(yè)當(dāng)局は、各種野生動(dòng)物約1100匹(頭)を野生に帰してきた。中國(guó)新聞網(wǎng)が報(bào)じた。

同日、野生に帰された野生動(dòng)物のほとんどは、現(xiàn)地の人々が救護(hù)をするために保護(hù)した後、関係機(jī)関に引き渡した動(dòng)物で、治療などを施して、検査をして體調(diào)が良好であることや野生での生存能力を備えていることが確認(rèn)されたうえで帰された。

ベンガルヤマネコを野生に帰す職員（撮影?張雷）。

広西壯族自治區(qū)は、多種多様な生物が生息しており、世界的な生物多様性ホットスポットとして知られている。同自治區(qū)に生息する中國(guó)の國(guó)家重點(diǎn)保護(hù)野生動(dòng)物や野生植物はいずれも中國(guó)における総數(shù)の3割を占めている。

同自治區(qū)の林業(yè)局の鄒慶浩副局長(zhǎng)は、「毎年11月になると、渡り鳥(niǎo)が南下して當(dāng)自治區(qū)に飛來(lái)する。動(dòng)物を野生に帰す活動(dòng)実施は、社會(huì)の人々の鳥(niǎo)類(lèi)を含む野生動(dòng)物の保護(hù)意識(shí)向上につながり、人と自然の調(diào)和のとれた共存を促進(jìn)し、社會(huì)全體が野生動(dòng)物保護(hù)に取り組む良い雰囲気づくりができる」と、その意義を語(yǔ)っている。（編集KN）

カンムリワシを野生に帰す職員（撮影?張雷）。

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2022年11月16日