今月6日、トルコでマグニチュード(M) 7.8の地震が2度発生したのを受け、中國の民間緊急救助隊である公羊救援隊は第1陣となる國際緊急救助隊の派遣を決定し、北京時間7日午前に杭州基地から出発した。今回の地震で被害が最も深刻なトルコの被災(zāi)地へ向かっており、順調(diào)にいけばトルコ時間の8日に到著する予定だ。今回派遣されたのは、國際緊急救助の経験が豊富な地震救助スペシャリスト8人で、最先端のレーダー人命探査裝置や救助活動器材を攜帯するほか、探索犬も1頭同行する。中央テレビニュースが報じた。

トルコの華人?華僑も自発的に救援活動を計畫しており、テントや寢袋、毛布といった第一陣の救援物資がトルコ時間7日に、トルコの関係當(dāng)局の元に屆けられた。

また中國赤十字會は、トルコとシリアの國際赤十字赤新月社連盟に、緊急人道支援として20萬ドル(1ドルは約132.4円)ずつ寄付し、被災(zāi)地での救援?救助活動展開をサポートすることを決めた。

6日にトルコで発生した地震では、トルコとシリアの死者がすでに3000人以上に達(dá)している。トルコでは2379人、シリアでは711人の死者が確認(rèn)されている。トルコのエルドアン大統(tǒng)領(lǐng)は7日間の服喪を発表し、教育省は全國の各級學(xué)校を1週間休校することを発表した。

トルコメディアの報道によると、今回の地震は1999年以來、トルコで発生した最も強(qiáng)い地震となった。トルコ政府の統(tǒng)計によると、6日未明から、余震が少なくともすでに78回発生しており、少なくとも10県で強(qiáng)い揺れを感じたという。トルコは現(xiàn)在、厳しい寒さとなっており、雪が救助活動に影響を及ぼすと懸念されている。（編集KN）

「人民網(wǎng)日本語版」2023年2月7日