海南省の海口稅関によると、4月20日に同省の離島免稅ショッピング政策は実施12周年を迎えた。この12年間にわたり、同政策の効果が持続的に発揮され、累計(jì)ショッピング額は1850億元（1元は約19.4円）に上り、海南の観光ショッピング消費(fèi)を促進(jìn)し、海外に流れていた高級(jí)品消費(fèi)の國內(nèi)回帰を牽引する有力な手段になった。新華社が伝えた。

同政策は2011年4月20日にスタートした。同稅関のまとめた統(tǒng)計(jì)によれば、23年4月19日現(xiàn)在、稅関が監(jiān)督管理を行った離島免稅ショッピング額は1850億元に上り、ショッピング客は延べ3428萬人に達(dá)した。

この12年間にわたり、同政策は9回の調(diào)整が行われ、その価値が増加し続けた。具體的には、▽免稅ショッピング限度額が當(dāng)初の5000元から10萬元に引き上げられた▽免稅対象品目が18種類から45種類に増えた▽政策が航空機(jī)?鉄道?船舶の3つの離島手段をすべてカバーするようになり、ビジネスジェットと國內(nèi)路線の船舶で離島する観光客も段階的に政策の対象に組み入れられた▽経営主體がネットで販売窓口を開設(shè)することが認(rèn)められた▽商品に追跡コードが付いた▽商品の引き取り方法が5種類に増えた、などだ。

同省は市場(chǎng)のニーズに応え、海外に流れていた消費(fèi)の還流を促すため、免稅品のブランド、品目、価格を世界市場(chǎng)と一致させる「3つの一致」の取り組みを積極的に推進(jìn)してきた。こうして離島免稅ショッピングはブランドがより豊富になり、ショッピング環(huán)境が最適化され、マーケティング方法が多様化し、ショッピングの利便性が向上するなどの特徴を示すようになり、免稅品に対する消費(fèi)者の消費(fèi)意欲をより効果的にかき立ててきた。同時(shí)に巨大な免稅ショッピング消費(fèi)市場(chǎng)のもつポテンシャルがより多くの経営主體の海南進(jìn)出を惹きつけた。現(xiàn)在、同省で営業(yè)中の離島免稅店は12ヶ所に上り、海南島全島における離島免稅ショッピングの展開がさらに最適化している。（編集KS）

「人民網(wǎng)日本語版」2023年4月21日