新疆維吾爾（ウイグル）自治區(qū)和田（ホータン）地區(qū)洛浦（ロプ）県工業(yè)パークの南東方向に、ずらりと並んでいる青色のソーラパネルが輝いている。260MWの太陽(yáng)光発電プロジェクトが和田地區(qū)最大の太陽(yáng)光発電産業(yè)パークである洛浦県太陽(yáng)光発電産業(yè)パークに根を下ろしている。経済日?qǐng)?bào)が伝えた。

和田地區(qū)は近年、豊富な太陽(yáng)光資源及び開(kāi)発?建設(shè)に使える広大な砂漠、巖石砂漠を利用し、クリーンエネルギーの発展に力を入れ、太陽(yáng)光発電プロジェクトの建設(shè)を推進(jìn)している。

國(guó)家電力投資集団公司（國(guó)家電投）の総発電設(shè)備容量60MWの太陽(yáng)光発電プロジェクトが2015年、洛浦県太陽(yáng)光発電産業(yè)パークで完成し稼働開(kāi)始した。年間平均発電量は8000萬(wàn)kWh以上。國(guó)家電投新疆エネルギー化工和田有限公司洛浦発電所の田挙雄所長(zhǎng)は取材に、「國(guó)家電投が新たに建設(shè)した200MW太陽(yáng)光発電プロジェクトが今年2月に系統(tǒng)接続し発電を開(kāi)始した。年間平均発電量は3億6000萬(wàn)kWhに達(dá)する。同プロジェクトは和田地區(qū)で稼働中のうち単體としては最大の新エネルギー発電プロジェクトで、標(biāo)準(zhǔn)石炭の消費(fèi)を毎年11萬(wàn)トン、二酸化炭素の排出量を33萬(wàn)トン削減できる」と述べた。

新疆は中國(guó)の重要なエネルギー生産拠點(diǎn)で、太陽(yáng)エネルギーと風(fēng)力資源保有量で全國(guó)の上位を占めている。今年に入り、新疆は新エネ産業(yè)の大規(guī)模で質(zhì)の高い発展を推進(jìn)し続けている。洛浦県発展改革委員會(huì)の曹余勇會(huì)長(zhǎng)は、「太陽(yáng)光発電産業(yè)パークで建設(shè)中の國(guó)家電投400MW発電プロジェクトと華潤(rùn)電力400MW発電プロジェクトは、年內(nèi)に稼働開(kāi)始する見(jiàn)込みだ。これらの太陽(yáng)光発電プロジェクトがすべて完成した後、産業(yè)パークの総発電設(shè)備容量は3200MWを超え、和田地區(qū)の経済?社會(huì)の発展に十分なグリーン電力を提供する」と説明した。

和田地區(qū)昆岡経済技術(shù)開(kāi)発區(qū)（非鉄金屬産業(yè)パーク）で施工車両が行き來(lái)し、パークの建設(shè)が秩序正しく進(jìn)められている。洛浦県黨委員會(huì)常務(wù)委員で、常務(wù)副県長(zhǎng)の黃湘鵬氏は、「すでに5社がパークに入居しており、うち4社はリチウム産業(yè)がメインだ。パークのインフラ整備は8月中に完了し、企業(yè)の早期入居の條件を整える見(jiàn)込みだ」と説明した。

和田地區(qū)は鉱産資源の種類が豊富で、優(yōu)位性を持つ鉱産物の埋蔵量が多い。鉛、亜鉛、リチウム、ボーリウムなど複數(shù)種類の鉱産資源の埋蔵量で國(guó)內(nèi)上位を占めている。年産20萬(wàn)トン炭酸リチウムプロジェクトは昆岡経済技術(shù)開(kāi)発區(qū)（非鉄金屬産業(yè)パーク）に入居したプロジェクトの一つだ。志存リチウム業(yè)集団新疆拠點(diǎn)副責(zé)任者の鄒煒氏は、「現(xiàn)地の鉱産資源の優(yōu)位性と新エネルギーの発展の將來(lái)性に期待し入居した。當(dāng)社はパークで、1期で年産3萬(wàn)トンの炭酸リチウムプロジェクトを建設(shè)中だ?，F(xiàn)在同プロジェクトの土木工事はほぼ完了しており、今年9月に試験的に生産を行い、エネルギー貯蔵プロジェクトと太陽(yáng)光発電プロジェクトに川上製品を提供する予定だ」と述べた。（編集YF）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2023年6月8日