「南頭古城」を散策する人民網(wǎng)の取材チーム（撮影?王星）。

深セン市南山區(qū)の「南頭古城」は1700年近い歴史を誇り、「深セン?香港特區(qū)の歴史文化のルーツ」や「広東省東部で初めて行政の中心となった場(chǎng)所、香港?澳門(mén)（マカオ）特區(qū)のルーツ」と言われている。近年の再開(kāi)発とリニューアルを通して、「南頭古城」はすでに歴史を基盤(pán)とし、多様な文化が溶け込む創(chuàng)意溢れる街並みになっている。人民網(wǎng)の取材チームは今月18日、「南頭古城」を訪問(wèn)して、スタイリッシュな要素と伝統(tǒng)的な要素が「化學(xué)反応」を起こし、コラボレーションする、「南頭古城」を取材した。人民網(wǎng)が伝えた。

粵港澳大灣區(qū)（広州、仏山、肇慶、深セン、東莞、恵州、珠海、中山、江門(mén)の9市と香港、澳門(mén)＜マカオ＞両特別行政區(qū)によって構(gòu)成される都市クラスター）における、文化的新ランドマークとなっている「南頭古城」の城壁の石や、関帝を祀る廟「関帝廟」の古風(fēng)で素樸な形や造りは歴史の重みが感じられ、逸品を集めた文化財(cái)展の展示物や牌匾故事館に展示されている看板の文字からは歴史の鼓動(dòng)が聞こえる。また、クリエイティブデザインスタジオの斬新なコンセプトと、オシャレな店舗の新鮮味あふれる業(yè)態(tài)がコラボレーションし、現(xiàn)代の人々の生活から溢れ出ている活力を感じさせてくれる。

「南頭古城」の企畫(huà)責(zé)任者?鄧奧賽氏は人民網(wǎng)の取材に対して、「古城の再開(kāi)発の過(guò)程では、『以前の狀態(tài)に戻すように修復(fù)する』というスタイルを採(cǎi)用し、花の刺繍を作成するかのように、丁寧な再開(kāi)発のコンセプトを徹底した。中國(guó)國(guó)內(nèi)外から來(lái)た観光客は『南頭古城』で、1千年の歴史に觸れることができるほか、深センの改革開(kāi)放(1978年)後約40年間の発展の物語(yǔ)を紐解くこともできる」とした。

今年8月、「南頭古城」はリニューアル5周年を迎えた。鄧氏は、「古城は今後、グローバル化を視野に入れて、再開(kāi)発を進(jìn)め、引き続き中國(guó)伝統(tǒng)文化を積極的に取り入れ、文化と観光産業(yè)の踏み込んだ融合をさらに促進(jìn)させていく計(jì)畫(huà)だ。また、人的?文化的視野を原動(dòng)力とし、都市の奧深い『文化の貯水池』を武器に、都市の代名詞を前面に押し出し、市民と観光客のレジャー、文化的生活をさらに充実させていく」とした。（編集KN）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2025年9月26日