日本の高市早苗首相は先ごろ、國(guó)會(huì)において「臺(tái)灣有事」は「存立危機(jī)事態(tài)」になり得ると公然と主張し、集団的自衛(wèi)権の行使が可能になるとの認(rèn)識(shí)を示し、臺(tái)灣海峽問(wèn)題への武力介入の可能性を示唆した。これは中國(guó)の內(nèi)政への粗暴な干渉であり、「一つの中國(guó)」原則に対する背信行為であり、第二次世界大戦後の國(guó)際秩序への公然たる挑発である。中國(guó)と日本の有識(shí)者が一様に鋭く指摘しているように、高市首相のこの発言は、1945年の日本の敗戦以來(lái)、日本の指導(dǎo)者が公式の場(chǎng)で初めて、いわゆる「臺(tái)灣有事は日本有事」を鼓吹するとともに、これを集団的自衛(wèi)権の行使と関連づけたものであり、臺(tái)灣問(wèn)題において武力介入の野心を初めて表明し、中國(guó)に対する武力による威嚇を初めて行ったものであり、その意図は極めて陰険で、その性質(zhì)は極めて悪質(zhì)で、その結(jié)果は極めて深刻なものである。中國(guó)政府と中國(guó)人民はこれに対し強(qiáng)い憤慨と斷固たる反対を表明する。（人民日?qǐng)?bào)「鐘聲」國(guó)際論評(píng)）

近代以降、日本軍國(guó)主義は狂気じみた対外侵略?拡張を進(jìn)め、中國(guó)に対して筆舌に盡くしがたい犯罪行為を犯した。1895年、日本は馬関條約（下関條約）により臺(tái)灣を強(qiáng)引に割譲させ、50年の長(zhǎng)きに及ぶ植民地支配を行い、臺(tái)灣同胞の抵抗に対し血なまぐさい弾圧を行い、資源を略?shī)Zし、臺(tái)灣の経済?文化?民生に深刻な破壊をもたらした。1945年、中國(guó)人民は14年に及ぶ苦難に満ちた血みどろの戦いを経て、抗日戦爭(zhēng)の偉大な勝利を勝ち取った。日本は降伏文書に署名し、「カイロ宣言」「ポツダム宣言」など中國(guó)への臺(tái)灣返還を定めた國(guó)際的な法的文書を正式に受諾した。中國(guó)は臺(tái)灣を取り戻し、臺(tái)灣に対する主権の行使を再開した。これは中華民族が國(guó)家の統(tǒng)一を守った輝かしい一章であり、第二次世界大戦後の國(guó)際秩序を構(gòu)成する重要な一部でもある。

今年は中國(guó)人民抗日戦爭(zhēng)ならびに世界反ファシズム戦爭(zhēng)勝利80周年にあたり、「臺(tái)灣光復(fù)」（日本の植民地支配からの解放）80周年でもある。國(guó)際社會(huì)では「一つの中國(guó)」の堅(jiān)持という普遍的な共通認(rèn)識(shí)がとうに形成されている。敗戦國(guó)である日本は、歴史的罪責(zé)を深く反省し、中國(guó)と國(guó)際社會(huì)に対する約束を厳守し、実際の行動(dòng)によって歴史的罪責(zé)を徹底的に反省し、中國(guó)の主権と領(lǐng)土的一體性を十分に尊重してしかるべきだ。しかし高市首相は、中國(guó)の臺(tái)灣を日本のいわゆる「安全保障上の利益」を結(jié)びつけることで、臺(tái)灣問(wèn)題への武力干渉の口実を得ようと企て、臺(tái)灣海峽への軍事介入の企図と野心を露呈した。これは「臺(tái)灣獨(dú)立」分裂勢(shì)力に深刻な誤ったシグナルを送るだけでなく、「中日共同聲明」における「一つの中國(guó)」原則の堅(jiān)持という中核的內(nèi)容、及び2008年の中日の四つの政治文書のうち四つめの文書にある「互いに協(xié)力のパートナーであり、互いに脅威とならない」という共通認(rèn)識(shí)に著しく背くものであり、中日関係の政治的基盤を深刻に損なうものである。

臺(tái)灣に関する高市首相の誤った主張は、決して単獨(dú)の政治的妄言ではなく、その背景には、平和憲法の束縛を突破し、「軍事大國(guó)」の地位を追求しようとする日本の右翼勢(shì)力の偏執(zhí)と傲慢さがある。近年、日本は猛スピードで軍備拡張の道を突き進(jìn)み、平和憲法を骨抜きにし続け、「専守防衛(wèi)」原則を完全に放棄し、「非核三原則」の放棄を畫策している。こうした背景下で、高市首相が「臺(tái)灣有事」を集団的自衛(wèi)権と結(jié)びつけたのは、軍事拡張の口実作りのためであり、軍國(guó)主義が息を吹き返す危険な兆しを孕んでいる。頻繁な靖國(guó)神社參拝から南京大虐殺の否認(rèn)、さらには「中國(guó)の脅威」の力の限りの誇張に至るまで、高市首相の歩みの一つ一つはいずれも歴史的悪行の足跡を辿るものであり、侵略の歴史を覆し、軍國(guó)主義を蘇らせようとしている。日本の軍國(guó)主義は歴史上、いわゆる「存立危機(jī)」を口実に対外侵略を繰り返してきた?！缸孕l(wèi)権の行使」を理由に橫暴にも九一八事変を引き起こし、中國(guó)侵略戦爭(zhēng)を引き起こしたのもその一例だ。今また同様の論調(diào)を持ち出すとは、まさか日本は歴史の轍を踏もうとしているのだろうか？

中華民族の偉大な復(fù)興と両岸統(tǒng)一は、誰(shuí)にも阻めない歴史の大勢(shì)である。國(guó)家主権と領(lǐng)土的一體性を守る中國(guó)の政府と人民の決意は確固不動(dòng)たるものだ。臺(tái)灣問(wèn)題は中國(guó)の核心的利益の中の核心であり、このレッドラインに觸れようとする者を、14億を超える中國(guó)人民、全中華民族は斷じて許さない。我々は改めて日本に対し厳正に警告する。もし日本が臺(tái)灣海峽情勢(shì)に武力介入することを敢行するならば、それは侵略にあたり、中國(guó)は必ず正面から痛撃を加える。日本は直ちに、挑発的で一線を越えた間違った言動(dòng)を是正し、悪質(zhì)な発言を撤回し、軍事?安全保障分野での危険な冒険的行動(dòng)を停止しなければならない。さもなくば、全ての結(jié)果は日本側(cè)が負(fù)わなければならない。

80年前、中國(guó)人民は日本軍國(guó)主義の侵略に打ち勝った。今日、中華民族は、いかなる形の「臺(tái)灣獨(dú)立」分裂の企ても外國(guó)からの干渉も打ち砕く斷固たる意志、十分な自信、完全な能力を備えている?；疬[びをする者は必ず自らを焼き滅ぼすことになる。中國(guó)統(tǒng)一という大業(yè)の妨害を企てるいかなる勢(shì)力も、蟷螂の斧の如く、必ずや斷固たる反撃を受け、完全な失敗に終わるに違いない。（編集NA）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2025年11月14日