中國の娯楽産業(yè)調(diào)査會(huì)社である蕓恩咨詢(Ent Group)のデータによると、2015年第2週(1月12日から18日)の中國映畫市場(chǎng)の興行収入は合計(jì)4億4000萬元(約83億7320萬円)となった。そのうち、韓國映畫「怪しい彼女」の中國リメイク版「重返20歳」(Miss Granny)がハリウッド大作の「セブンス?サン」や「ナイトミュージアム/エジプト王の秘密」を抑えて、1億2000萬元(約22億8360萬円)でトップに立ち、累計(jì)興行収入が3億元(約57億900萬円)となった。人民日?qǐng)?bào)が伝えた。
老人が青春時(shí)代に若返るストーリーを描いた「重返20歳」は、青春映畫のジャンルに含まれると言えるだろう。これ以前に公開された中國青春映畫の「匆匆那年」(Fleet of Time)や「微愛之漸入佳境」(Love on the Cloud)、「同桌的你」(My Old Classmate)と比較すると、興行収入や口コミなど総合的に見ても、「重返20歳」が一段上に立っている。ただし、優(yōu)れた成績(jī)を収めたといっても、「怪しい彼女」の中國映畫としての評(píng)価は地に足がついていない。なぜなら同映畫がヒットした要因は、恐らく韓國人が書いた腳本によるところが大きいからだ。
中國の青春映畫の勢(shì)いが盛り上がらないのは、良い物語、良いアイデア、良い腳本が欠けていることが無視できない要因になっていると言える。
■「耐えられない!これは自分たちの青春ではない」
これまで大量に制作された國産青春映畫は、貧弱なストーリー展開、ありきたりな物語、過度な映像処理に加え、1人か2人のスターに依存したシーンばかりだった。その結(jié)果、當(dāng)然激しい非難を受けてきた。
腳本家の技量不足で物語の盛り上がりを作る能力が不足している國産青春映畫に対して、ネット上では、「中國の青春映畫には、いつも中絶ばかり登場(chǎng)する。もしや街角で見る中絶広告ではないか?」「これは、自分たちの青春ではない。我々の青春はこんなにひどくない」と揶揄(やゆ)する聲が上がっている。
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