第1次世界大戦の勃発から100年目を迎える今年、主戦場となった歐州諸國で一連の関連イベントが行われている。人民日報が伝えた。
大型企畫展「第1次世界大戦下の歐州における中國人労働者」(國務(wù)院僑務(wù)弁公室主催、山東省僑務(wù)弁公室実施)の巡回展がこのほど英國、フランス、ベルギーで行われた。內(nèi)容は、第1次世界大戦中、連合國の支援のために歐州に派遣された中國人労働者が多大な貢獻を果たすとともに、大いなる犠牲を払わされたことを現(xiàn)地の人々に紹介するものだ。
第1次世界大戦中、約14萬人もの中國籍労働者が歐州に赴き戦闘の後方支援活動に従事した。中國人労働者のほとんどが極めて貧乏な上、文字の読み書きもできない農(nóng)民だったほか、うち8萬人が山東省出身だった。當(dāng)初、中國人労働者が直接戦闘の最前線に送られることはなかったが、労働內(nèi)容はすべて戦爭に大きく関わるもので、作業(yè)地點もほとんどが最前線に近い場所だった。中國人労働者は劣悪な環(huán)境下での過酷な重労働に大変苦しんだが、苦労に耐えながらも懸命に働き、軍需品の生産や物資の運搬、道路の補修、戦地における労役などで非常に優(yōu)れた働きを見せ、連合國の最終的な勝利に大きく貢獻した。
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