國家発展改革委員會の范恒山副秘書長（副事務(wù)局長）が28日に行われた同委による地域の協(xié)調(diào)発展促進についての記者會見で明らかにしたところによると、各方面が関心を寄せる北京市?天津市?河北省（京津冀）の共同発展計畫は現(xiàn)在、鳴り物入りで制定作業(yè)が進められている。共同発展では、首都機能以外の中核的な機能を分散させ、交通やインフラ設(shè)備の相互連攜を推進し、産業(yè)のモデル転換?バージョンアップと移転を連結(jié)させ、社會事業(yè)と公共サービスに総合的に対処し、生態(tài)建設(shè)と環(huán)境保護を強化することに著目する。また計畫では、共同発展を促進するための重要な改革措置および具體的な保障措置が打ち出されることになっている。

范副秘書長によると、同委は各部門を組織して関連の調(diào)査研究報告を作成済みで、現(xiàn)在は計畫と文書の起草作業(yè)を急ピッチで進めている。共同発展の関連計畫を制定する際には、次の5方面にわたる原則をしっかりと把握することになる。

（１）問題の方向性を堅持し、地域內(nèi)に存在する特殊な矛盾點?問題點をしっかりととらえ、方針を定めて解決していく。

（２）地域の機能を最適化し、首都機能の最適化に重點を置いて、各地域の強みによる相互補完と共同発展を?qū)g現(xiàn)するよう努力する。

（３）共同発展を突出させる。インフラ建設(shè)、産業(yè)のバージョンアップ?協(xié)力、生態(tài)環(huán)境保護、公共サービスの保障、市場システムの構(gòu)築などに重點を置き、秩序をもって一體化を踏まえた発展を推進する。

（４）體制の刷新に力を入れ、効率の高い體制?メカニズムの形成を加速させる。

（５）條件による制約に注意する。持続可能な発展の理念を樹立し、地域の環(huán)境、生態(tài)、水、土地などの受け入れ能力を真摯に研究し、資源を合理的に配置する必要がある。

同委の李樸民秘書長によると、今年第1四半期（1-3月）に、中國の地域レベル産業(yè)構(gòu)造や地域の開発局面が一層改善され、地域経済の増加率をみると中部?西部が東部を上回る狀態(tài)が続いている。おおまかな計算によると、中部地域の國內(nèi)総生産（GDP）増加率は四大ブロック（東部、中部、西部、東北部）の首位に立つという。

范副秘書長によると、近年、中國の地域政策の制定?実施は目立って強化されており、地域経済発展はかつてないほど大きな成果を上げている。主に次の5つの成果がある。

（１）中國の成長局面の重大な転換が促進された。2007年に西部地域の経済成長率が初めて東部を抜き、08年から13年までは中部?西部?東北部がすべて東部を上回るなどして、長年にわたる「東快西慢」という地域の成長局面が転換した。

（２）一連の重要な地域の成長極の形成を推進した。長江デルタ地域、珠江デルタ地域、京津冀地域の動力、波及力、牽引力がより高まり、中部?西部で一連の新たな成長極が形成された。成渝地區(qū)、北部灣地區(qū)、関中天水地區(qū)、長株潭、武漢都市圏、皖江都市ベルトなどだ。

（３）革命根拠地、少數(shù)民族自治地域、國境地域、貧困地域などの発達が後れた地域の発展ペースが目立って加速した。

（４）生産力の空間配置の継続的な改善が推進された。

（５）地域協(xié)力と対外開放の水準(zhǔn)が大幅に向上した。（編集KS）

「人民網(wǎng)日本語版」2014年5月29日