運(yùn)動會で中日の國旗がプリントされたＴシャツを披露する仲田さん。

浙江工商大學(xué)で5月に開催された春の運(yùn)動會の開幕式で、日本語學(xué)院チームに袈裟（けさ）を著て並ぶ仲田明也(67)さんの姿があった。そして、來賓席の前で中日両國の國旗がプリントされたTシャツを披露し、拍手を浴びていた。中國新聞網(wǎng)が報(bào)じた。

橫浜出身の仲田さんは數(shù)年前、中國文化にあこがれて、中國の土を踏んだ。そして、中國のありとあらゆる地を巡ったほか、佳木斯大學(xué)(黒竜江省)や浙江工商大學(xué)で日本語講師を務(wù)めている。

仲田さんは取材中、「ここでの毎日は、學(xué)生のため。學(xué)生一人ひとりが、私の一番大切な財(cái)産」との言葉を繰り返した。

黒のニット帽をかぶり、メガネチェーンを両肩にかけ、真っ白なヒゲを蓄えた仲田さん。同大學(xué)のキャンパスで、學(xué)生達(dá)はそんな仲田さんの姿をよく目にする。

これまでずっと教育に攜わってきた仲田さんは、「子供のころは、勉強(qiáng)が嫌いだったが、小説『二十四の瞳』(1952年)と出會い、考え方が変わった。そして、生涯教育に力を盡くす學(xué)者になった」と語る。