「僕は一歩ずつ登って行く。日の光が靜かに、辺りを照らし始めるのを待ちながら。小さな小さな空でも大きな大きな夢(mèng)がある」という歌詞が人気の、臺(tái)灣の人気歌手?周傑倫（ジェイ?チョウ）の名曲「蝸牛（カタツムリの意）」がこのほど、中國(guó)で小學(xué)校3年生の國(guó)語（中國(guó)語）の教科書に盛り込まれた。中國(guó)広播網(wǎng)が報(bào)じた。

そのほか、中國(guó)の人気女性歌手?韓紅（ハン?ホン）の曲「天路（天の道の意）」も、詩として小學(xué)校1、2年生の國(guó)語の教材に採(cǎi)用された。ネットユーザーの間では、「時(shí)代に合わせた國(guó)語の教育」という聲のほか、「流行文化が多すぎると、國(guó)語教育の歴史が薄っぺらくなる」とう意見もあり、賛否両論が巻き起こっている。

今回、教科書の改訂を主導(dǎo)した語文出版社の王旭明?社長(zhǎng)は、改訂の最大の目標(biāo)について、「國(guó)語そのものの特徴を突出させる、つまり、文字言語が生活の中で本來あるべき役割を果たせるよう、國(guó)語を原點(diǎn)復(fù)帰させること」との見方を示した。（編集KN）

「人民網(wǎng)日本語版」2014年6月16日