8月27日に開催されている第71回ベネチア國(guó)際映畫祭は2日、「中國(guó)映畫フォーラム」を開催。中國(guó)の王小帥(ワン?シャオシュアイ)監(jiān)督が、數(shù)十年前のイタリアでのエピソードを明かしたほか、新作「闖入者(Red Amnesia)」について、「私の作品がX日X時(shí)に初公開されます。中國(guó)人の感情を理解したければ、私の映畫を見てください。損はしませんよ」と宣伝し、「中國(guó)の監(jiān)督には、中國(guó)の政治の狀態(tài)などの現(xiàn)実にもっと注目してほしい」とも語(yǔ)った。また、香港の許鞍華(アン?ホイ)監(jiān)督が旗を振った「黃金時(shí)代(The Golden Era)」の覃宏プロデューサーは、「中國(guó)のある監(jiān)督が、今後ローマで映畫の撮影をする。その作品は現(xiàn)在の中國(guó)の若者がイタリアでカルチャーショックを経験する姿を描いている」と明かした。合肥晩報(bào)が報(bào)じた。

王監(jiān)督が作品を自畫自賛

十?dāng)?shù)年前、王小帥監(jiān)督は、「十七歳的単車」の宣伝のため、汽車に乗ってイタリア各地に足を運(yùn)んだ。ある時(shí)、レストランでスパゲティを食べていた王監(jiān)督に、コックが包丁を持って近付き、「『十七歳的単車』の監(jiān)督では？」と質(zhì)問。同映畫のファンであることを語(yǔ)ったという。

外國(guó)の映畫関係者は中國(guó)の暗黙のルールに戸惑い

イタリアのあるプロデューサーは、「合作映畫を撮影する際、中國(guó)の『暗黙のルール』を破ってしまうことが多々ある。國(guó)情の違いが厚い壁になる」と語(yǔ)った。王監(jiān)督の「我11」（2012年）のフランスでの公開を手掛けたイサ?プロデューサーは、 「両國(guó)間の交流において壁があるため、往々にして契約してから、問題が発生する」とし、「中國(guó)人と一緒に映畫を制作する場(chǎng)合は、一緒に食事をして、カラオケに行き、お酒を飲まなければならない」と語(yǔ)った。

また、イサ?プロデューサーは、「中國(guó)の映畫の観衆(zhòng)の多くが、18～28歳。同年代の若者にとって、3D作品やIMAX作品は魅力がある。一方、歐州では、映畫館の観衆(zhòng)の多くが40歳以上で、3Dを好まない。そのため、合作映畫を制作するに當(dāng)たり、市場(chǎng)の法則を把握しておくことが非常に重要」との見方を示した。（編集KN）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2014年9月5日