「なぜ中國から離れると日本はうまくいくのか」「帝國としての中國: 覇権の論理と現(xiàn)実」などの「嫌中本」が、ここ數(shù)年日本で続々と出版され、書店の目立つコーナーに置かれている。 環(huán)球時(shí)報(bào)が伝えた。

日本の右翼學(xué)者には、著書を出版して中國を批判する人物が多い。その中でも有名な中西輝政氏は、「新しい歴史教科書をつくる會(huì)」の理事を務(wù)め、教科書編纂に取り組んだことがある。また、靖國神社崇敬奉賛會(huì)青年部の顧問を務(wù)めている。代表作に「帝國としての中國: 覇権の論理と現(xiàn)実」がある。「嫌中派」であると同時(shí)に、彼は、日本についてしきりに稱賛しており、「日本の文明は獨(dú)特かつ高尚で、どこの文明圏にも屬さない世界で唯一の國家である」と、獨(dú)特の文明論を広く主張している。

「嫌中本」は続々と出版されているが、日本の民衆(zhòng)もこれらの著書に真剣に取り合っている訳ではなく、それら內(nèi)容は真実味に欠けるものだという認(rèn)識(shí)を持っている。毎日新聞の最新調(diào)査によると、日本人の約5割は、「嫌中本は、中日関係の悪化を招く」と思っており、約2割の人が「日本への不安や不満のはけ口になっている」と答えた。したがって、中國を毛嫌いし、罵るような內(nèi)容の本を出した著者は、日本で自分の身の置き所が無くなってしまう結(jié)果となり、せいぜい右翼勢力の中だけで影響力を保つことしかできなくなった。（編集KM）

「人民網(wǎng)日本語版」2014年11月14日