2015年元旦の前日、北京市朝陽區(qū)崔各莊郷何各莊村の大きな溫室の中で、一人の青年が、収穫したばかりの野菜を包む作業(yè)に追われていた。青年の名は王冕さん、「80後(1980年代生まれ)」の海外留學(xué)帰國者で、面積約29ヘクタールの農(nóng)場のオーナーだ。新京報が報じた。
王さんは大學(xué)でコンピュータを?qū)煿イ贰?003年に卒業(yè)した。その後フランスに留學(xué)、2007年、経済學(xué)の2分野で修士號を取得した。2010年、フランスでの仕事を打ち切り、カナダへの移民計畫も取りやめ、北京に戻った。2013年、40萬元(約770萬円)の年収を得ていた不動産監(jiān)査関連の仕事を辭め、有機イチゴの栽培を始めた。
王さんは、365日×24時間のライブ中継をスタートした。彼の農(nóng)場で収穫された農(nóng)産物を予約購入した人なら誰でも、いつでもどこでも、農(nóng)場での栽培狀況をビデオでモニタリングできる。王さんは、「このような方法によって、より多くの人に、本物の野菜や果実を自分の眼で見て、味わってほしい」と話す。
【移民計畫を取りやめ帰國、現(xiàn)代農(nóng)業(yè)の道を選ぶ】
2009年、王さんはフランスで、安定した生活を送り、仕事にもゆとりがあった。ある休暇中に、友人とともにフランスの農(nóng)村に遊びに行った。大面積の農(nóng)場を経営していたのは、わずか數(shù)十人のアラブ人だった。山では果樹を、耕地では野菜や穀物を栽培していた。果物の収穫時、蟲や鳥に食われたものがあったが、作業(yè)者は完全な果実だけを摘み取り、殘った果実が自然に地面に落下し、肥料となるようにした。。
バランスのとれた生態(tài)系、集約型生産方式、現(xiàn)代化農(nóng)業(yè)、自然にも健康にも優(yōu)しい作物栽培-フランスの農(nóng)村を體験した王さんは、帰國に気持ちが傾いた。自然に優(yōu)しい有機農(nóng)場を造り、自分や家族のために、健康的な野菜を育てようと決心した。
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