北京冬季五輪招致委員會(huì)は12日、2022年冬季五輪の「立候補(bǔ)ファイル」を公表した。國際オリンピック委員會(huì)（IOC）に提出された重要文書である同ファイルには、「北京が開催地として決定すれば、2022年冬季五輪の開催期間を春節(jié)（舊正月）中とし、入場券価格は、50元から4882元（約960円から9萬3300円）のゾーンに設(shè)定する」といった詳細(xì)計(jì)畫が盛り込まれている。京華時(shí)報(bào)が報(bào)じた。

〇開催期間：春節(jié)中なら特別な體験が可能に

今回公表された「立候補(bǔ)ファイル」には、「開催地に決定すれば、北京2022年冬季オリンピックは、2022年2月4日（金）に開幕、同月20日（日）に閉幕し、北京2022年冬季パラリンピックは、2022年3月4日（金）に開幕、同月13日（日）に閉幕することを計(jì)畫している。開會(huì)式?閉會(huì)式はいずれも北京國家體育場『鳥の巣』で開催する。ここでは、2008年北京オリンピックの開幕式?閉幕式が行われ、9萬人以上の観客が収容可能。開會(huì)式では、『長城』や『春節(jié)』など、中國の代名詞ともいえるテイストをヒントに、中國らしさを存分に取り入れる」と記述されている。

2022年の舊暦元旦は2月1日だ。この時(shí)期を選んだ理由は、冬季オリンピックを開催するのに最適であることによる。気溫、濕度、風(fēng)速など各種気象條件は軒並み、冬季オリンピックの雪上?氷上種目の開催條件を満たす上、中國の學(xué)校は冬休みに入るため、青少年が観戦する、選手として出場する、大會(huì)ボランティアとして活動(dòng)するのに都合が良い。また、この期間は、中國の伝統(tǒng)的祝日である春節(jié)と重なるため、選手など大會(huì)に関與する人々は、豊かな伝統(tǒng)的美食や多彩な民俗文化の伝統(tǒng)に觸れることで、絶対に忘れられない貴重な體験ができる。