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2015年6月3日  
 

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「唐代」を扱った日本の作品 最多登場は楊貴妃、李白は美男子に (2)

人民網(wǎng)日本語版 2015年01月23日07:40

藤原紀(jì)香が演じた楊貴妃

▽李白が妖術(shù)使いに?

日本人が作品の題材として最も多く取り上げている唐代の人物は楊貴妃だ。ドラマや映畫だけでなく、舞臺劇や漫畫作品にも登場している。例えば日本の國寶級監(jiān)督である溝口健二の1955年の映畫「楊貴妃」はとても有名な作品だ。寶塚歌劇団は2004年に歌劇「花舞う長安-玄宗と楊貴妃」を公演した。中國人にとっては「美しさゆえに國を滅ぼす元兇になった」イメージの強(qiáng)い楊貴妃だが、日本の文蕓作品では女神のような存在として扱われている。小説家?井上靖はこれについて「日本人はもともと、おとなしく従順で、自分の運(yùn)命を男性に委ねるような女性が好き。この考え方の違いが両國における認(rèn)識の差をもたらした」と分析している。このため、日本人は強(qiáng)い女である「武則天」を、映畫やドラマの題材にしたいという情熱が沸きにくいことだろう。

日本の歴史人物を通して、唐代の様子が描かれるケースもある。例えば遣唐使の小野妹子、日本の高僧?空海などが主人公となった作品では、唐は「世界で最も強(qiáng)大で豊かな國」と描寫されている。また、日本人は李白を高く評価しており、阿倍仲麻呂が出てくる作品には毎回李白が登場する。阿倍仲麻呂は確かに李白の友人であった。興味深いのは、李白が才気あふれる「美男子」であるばかりか、平安時代の陰陽師安倍晴明さながらの妖術(shù)の使い手として描かれている點(diǎn)だ。


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