
陝西省考古研究院が発表した情報によると、西安市から南の郊外で今年3月より、5つの中庭を持つ唐代壁畫墓の発掘調(diào)査が進められてきた。この墓から発見された巨大な山水畫は、これまでに唐代の墳?zāi)工前k見されたうち最大規(guī)模の、保存狀態(tài)が最も良好な山水畫だ。光明日報が伝えた。
発掘調(diào)査を擔當する陝西省考古研究院副研究員の劉呆運氏は、「発掘調(diào)査により発見された墓道、通路、中庭の一部の壁に、石灰の層と赤い木の構(gòu)造の痕跡が見られた。鶏、アヒル、牛、馬、ラクダなどの陶器製の文化財が140點以上見つかった。驚くべきは墓室內(nèi)にびっしりと描かれた壁畫だ。レンガ積みの部屋の內(nèi)壁を石灰で塗ることで、古代の畫家は天井部分に太陽?月?星を描いた。西の壁側(cè)の棺の南北両側(cè)には、巨大で美しい朱雀と玄武が描かれており、棺の西の壁側(cè)には屏風型の6枚の高士図(高士は人格の高潔な人)が描かれている。北の壁に描かれている玄武の東側(cè)には巨大な山水畫があり、墓室の出口と向き合っている。東の壁全體に楽隊が描かれ、男性の少數(shù)民族の楽隊と女性の唐の楽隊が踴り、墓室の主人に演技を披露している」と語った。
専門家は、「墓室の壁畫の內(nèi)容は極めて貴重であり、男女の楽隊が舞を競うような趣がある。また巨大な太陽や山水畫などは、中國古代の蕓術(shù)文化、審美感の発展と変化、シルクロードの文化交流などの研究にとって重要な意義を持つ。この壁畫は中國の山水畫の歴史を、人々に知られている宋代から唐代に繰り上げた。宋代以前の場合、山水は人より小さく描かれる詩的な趣を添えるものだったが、この山水畫を見ると完全に寫実的な風格を備えている」と評価した。(編集YF)
「人民網(wǎng)日本語版」2014年11月25日
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