中國で韓流がブームとなっているのを背景に、韓國のサイトを通して韓國の商品を購入する人が増加している。それを商機(jī)と見た韓國政府は現(xiàn)在、輸送方法を多様化し、海運(yùn)を通じて韓國の商品を中國に輸送するルート確保を急いでいる。 中國新聞網(wǎng)が韓國メディアの報(bào)道を引用して報(bào)じた。

韓國メディアの報(bào)道によると、インターネットを通じて、海外の攜帯電話やお菓子などの商品を購入している中國人は現(xiàn)在、1800萬人に達(dá)している。昨年、同グループの消費(fèi)額は27兆ウォン(約2兆9400億円)に達(dá)し、前途明るい市場として注目されている。そのため、韓國の企業(yè)も、中國の顧客の抱え込みに躍起になっている。

韓國関稅庁の金楽會(huì)?長官は26日、取材に対して、「今年3月までに、韓國と中國を往復(fù)するフェリーを利用した『海外通販商品』の配送の仕組みを整え、より多くの中國人消費(fèi)者を囲い込みたい」との方針を語った。空運(yùn)と比べ、海運(yùn)は時(shí)間がかかるものの、輸送コストは30％以上抑えられるため、「海外通販商品」の価格競爭力が大幅に引き上げられると期待されている。

同庁は大連(遼寧省)を含む中國各地に水上配送システムを構(gòu)築したいとしており、來月には中國稅関との業(yè)務(wù)會(huì)議で協(xié)議が行われる予定だ。

同庁の最新統(tǒng)計(jì)によると、昨年、韓國の消費(fèi)者が海外通販サイトで購入した商品は約15億4500萬ドル(約1823億円)に上ったものの、海外消費(fèi)者が韓國の通販サイトで購入した韓國商品は約2808萬7000ドル(約33億1426千萬円)にとどまった。

現(xiàn)在、カナダやオーストラリアなどが、重慶市と同様の提攜を進(jìn)めている。韓國も、この商機(jī)にいち早く対応した形となった。また、貿(mào)易協(xié)會(huì)は、ネットでの販売に限りがあるため、重慶両江新區(qū)の『保稅展示場』で商品を展示し、ネットユーザーをオンラインから実店舗（オフライン） に誘導(dǎo)するプロモーション手法「O2O(Online to Offline)」を採用する計(jì)畫だ。（編集KN）

「人民網(wǎng)日本語版」2015年1月28日