資本輸出國である中國だが、外資導(dǎo)入額が初めて米國を抜き世界トップに立った。中國は今や、外資にとって世界で最も魅力を備えたエコノミーとなった。北京商報(bào)が報(bào)じた。

國際連合貿(mào)易開発會(huì)議（UNCTAD）がこのほど発表したグローバル投資情勢(shì)に関するモニタリング報(bào)告書によると、2014年、世界各國が海外から受け入れた直接投資額は、前年比8％減の1兆2600億ドル（約148兆円）。このうち、中國の外資導(dǎo)入額（銀行?証券?保険分野は含まず）は1196億ドル（約16兆円）、同1.7％増。中國は、外資導(dǎo)入額で初めて世界トップとなった。米國の2014年外資導(dǎo)入額は3分の２に激減、860億ドル（約9兆5千億円）にとどまり、首位から3位に落ちた。中國は、外資導(dǎo)入額が増加しただけではなく、その構(gòu)造も絶え間なく合理化している。2014年、サービス業(yè)における外資導(dǎo)入額は全體の55.4％を占め、製造業(yè)を22ポイント上回ると同時(shí)に、ここ4年の製造業(yè)の比率より高かった。サービス業(yè)は、外資導(dǎo)入の新たな成長スポットとなった。

商務(wù)部（?。─螌O継文報(bào)道官は、このような情勢(shì)について、以下の談話を発表した。

2014年、米國の通信大手ベライゾンが、英ボーダフォンを1300億ドル（約15兆3千億円）で買収したことで、同年の米國への外資導(dǎo)入額が860億ドルと大幅に減少した。だが、中國政府はここ數(shù)年、開放型経済の新體制作りを加速させ、対外開放をさらに拡大し、政府機(jī)能のモデルチェンジを推し進(jìn)め、行政のスリム化と権限の委譲に重點(diǎn)を置いた各種改革を大々的に進(jìn)めている。上海自由貿(mào)易區(qū)では、外資企業(yè)への參入前內(nèi)國民待遇とネガティブリストによる管理方式を検討すると同時(shí)に、外資系企業(yè)の合法的権益の保護(hù)強(qiáng)化を図り、外資導(dǎo)入規(guī)模のレベルを高水準(zhǔn)に保ち続けた。 （編集KM）

「人民網(wǎng)日本語版」2015年2月2日