「1ベルト、1ロード」(シルクロード経済ベルト、21世紀海上シルクロード)は日本企業(yè)の視野に入ると、徐々に日本企業(yè)の注目點となった。三菱重工や日立建機などの企業(yè)が商機を見て取り、「1ベルト、1ロード」によって自社製品の販売を促そうとしている。環(huán)球時報が伝えた。
みずほ銀行がこのほど出版した「みずほチャイナマンスリー」は「1ベルト、1ロード」について、日本企業(yè)が理解しやすい「中國版マーシャル?プラン」という言葉によって説明した。記事は中國の地図上に「1ベルト」の地理的位置を記し、新疆維吾爾(ウイグル)自治區(qū)、甘粛省、寧夏回族自治區(qū)、陝西省などの他に、四川省、重慶市、雲(yún)南省、広西チワン族自治區(qū)を「1ベルト」の中に収めた。経済発展には道路が不可欠だが、最初に「1ベルト、1ロード」の商機を目にしたのは日立建機で、中國西部に販売網(wǎng)を延長しようとしている。同社は建築設備の製造メーカーだ。中國経済が発展し、中國東部の建設が成熟化するに伴い、ショベルカーを始めとする製品の毎年倍増する販売データにかげりが差した。しかし同社は昨年、新疆で販売を大幅に伸ばすことができた。日立建機の広報擔當者の徐慧寶氏は記者に対して、「當社は2014年度最高販売代理店賞を、ウルムチの販売代理店に授與した」と述べた。
三菱重工執(zhí)行役員、中國総代表の巖崎啓一郎氏は2015年以降の中國経済の成長について、「當社は中國の『1ベルト、1ロード』の新たな動向に特に注目している。経済発展に道路とエネルギーは不可欠だ。當社が最も得意としているのは、エネルギー?重工業(yè)の機械?設備の供給だ」と話した。
運輸業(yè)に従事する日本企業(yè)も、「1ベルト、1ロード」のチャンスを目にしている。定年退職した長谷川氏は記者に対して、「西安市を経由し西の各國に到達する鉄道が建設されてから、輸送時間が3分の1短縮されたほか、アジアから歐州への小ロット貨物輸送にも実現(xiàn)の可能性が見えてきた。日本企業(yè)は今後中國の西部に投資し、その周辺諸國と頻繁に経済交流を展開するだろう」と予想した。
このほど東京で開かれたシンポジウムで、米國と日本に詳しい井坂氏は、「中國で大規(guī)模な余剰生産能力が形成されたが、『1ベルト、1ロード』はこの問題を解消できる」と指摘した。元東京大學副學長、國際協(xié)力機構理事長の田中明彥氏も、「日本は東南アジアなどで、現(xiàn)地の風習と社會を熟知している多くの人材を持つ。中國が『1ベルト、1ロード』を推進することで、日本に力を発揮するチャンスがもたらされる」と述べた。(編集YF)
「人民網(wǎng)日本語版」2015年2月10日
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