▽年金の全國統(tǒng)一調(diào)整案、今年打ち出しへ
中國の年金基金は果たして足りているのか。尹蔚民部長によると、年金の収支は今のところ安定しているが、將來には圧力が高まる。今後は5つの措置を取り、年金の保障をはかる。第一に、保険參加者を増やす。第二に、職員?労働者の養(yǎng)老保険全國統(tǒng)一調(diào)整案の今年の打ち出しに盡力する。第三に、段階的な定年年齢引き上げ政策を取る。第四に、財政支援を強(qiáng)化する。第五に、年金繰越金の投資を進(jìn)める。
▽年金投資の基本案形成 株式市場投入へ
尹蔚民部長によると、年金基金は國債購入や銀行預(yù)金しかできないため、投資収益率はCPIを下回っている?,F(xiàn)在、年金基金投資の新法規(guī)の起草を進(jìn)めており、投資運(yùn)営の基本案もすでに形成され、下半期にも國務(wù)院に提出できる見込みだ。一部の資金を株式市場に投じることになるが、安全性を再優(yōu)先する。
▽現(xiàn)行の定年年齢はすでに時代遅れ
尹蔚民部長によると、定年年齢の引き上げは、養(yǎng)老保険制度の保障に不可欠な措置となる。現(xiàn)行の定年年齢は中華人民共和國の建國時に決定されたものだった。女性労働者は50歳、女性幹部は55歳、男性職員?労働者は60歳とされた。當(dāng)時の中國の平均壽命は40歳前後だったが、現(xiàn)在は70.6歳だ。社會経済は発展し、平均壽命も大きく変化した。建國初期に制定された定年政策はもはや適合しなくなっており、調(diào)整が必要となっている。
▽段階的な定年政策、2017年打ち出しへ
尹蔚民部長によると、段階的な定年政策は今年、案の制定を終え、來年に國務(wù)院に提出され、再來年に正式打ち出しとなる。段階的な定年政策は、ゆっくりとした著実な実施が可能となる。毎年、數(shù)カ月だけ定年年齢を伸ばしていく。発表されてから少なくとも5年以降からの実施となる。例えば今この案が発表されたのであれば、5年後に初めて実施されるということだ。(編集MA)
「人民網(wǎng)日本語版」2015年3月11日
![]() |
このウェブサイトの著作権は人民日報社にあります。
掲載された記事、寫真の無斷転載を禁じます。
Tel:日本(03)3449-8257、080-5077-8156 北京 (010) 6536-8386