元宵節(jié)（舊暦1月15日）は終わったが、貴州省出身の陳玉さんが仕事先の広東省仏山市のスーツケース工場に戻ることはなかった?！复汗?jié)（舊正月、今年は2月19日）の前に社長に言われた。経営が苦しいから、工場はもう動かさないって」。陳さんは同省貴陽市にとどまって運試しをすることにした?！腹訾悉嗓长獠痪皻荨９枢_の知り合いもたくさん帰ってきている」という。人民日報が伝えた

陳さんの身の上は中國経済が新常態(tài)（ニューノーマル）に足を踏み入れたことの縮図とみられる。成長ペースが変わったことが、経済の新常態(tài)の最も顕著な特徴とみなされている。

國家統(tǒng)計局が11日に発表したデータによると、今年1～2月の國民経済は昨年第4四半期（10-12月）以來の流れが続き、下方圧力が増大した。今年1～2月には工業(yè)用電力使用量の前年同期比増加率が1.6％にとどまり、電力使用量全體の伸びに比べても1.1ポイント低かった。全國の一定規(guī)模以上の工業(yè)企業(yè)（年売上高2000萬元以上の企業(yè)）の生産額の同実質(zhì)増加率は6.8％で、昨年12月に比べ1.1ポイント低く、2010年以來の最低を更新した。

経済成長ペースの持続的な鈍化を受けて、地方政府の多くが「成長ペース変化の焦燥」に駆られている。中國政府のシンクタンクの一つ?國務(wù)院発展研究センターの劉世錦副センター長は、「今は経済成長ペースに対してある種の數(shù)字のマジックが存在する?，F(xiàn)在の実質(zhì)成長率を過去10數(shù)年間の2けたの成長率と比べれば、數(shù)ポイントの開きがあり、中國経済の見通しに焦燥感を抱く人は多いし、パニック心理に陥る人さえいる。だがこうした人々は中國経済の規(guī)模や基數(shù)が増大していること、速度の鈍化は経済の法則によって當(dāng)然もたらされるものであることを考えに入れていない」と話す。

劉副センター長は、「2015年の中國経済は2～3ポイント成長するとみられ、これは2000年の10ポイント成長に相當(dāng)する數(shù)字だ。成長ペースは低下しているが、1ポイントの數(shù)字に含まれる経済規(guī)模が以前に比べはるかに大きくなっている」と説明する。