中國に進出して30年近くになる日本の小売大手イトーヨーカ堂は、赤字続きの局面からついに脫して黒字を達成した。ヨーカ堂がこのほど発表した2014年度財務報告によると、中國の事業(yè)部門別業(yè)績が2013年の5690萬香港ドル（1香港ドルは約15.6円）赤字から、14年は710萬香港ドル黒字に改善したという。「北京商報」が伝えた。

データによると、ヨーカ堂は不利な環(huán)境に直面しながらも、中國事業(yè)の収益が9.4％増加して49億2650萬香港ドルに達し、14年の損失は前年の1億5830萬香港ドルから2430萬香港ドルへと大幅に縮小した。両年の不動産業(yè)や工場?設備の減損損失を除けば、中國の事業(yè)部門別業(yè)績は赤字から黒字へ転換し、13年の5690萬香港ドル赤字から、業(yè)績は大幅に改善して710萬香港ドルの黒字になる。ヨーカ堂によると、このような好調な業(yè)績はグループが行ってきた品揃えの充実や社員の勤務サポートの改善によるものだ。また前年度に新規(guī)開設した店舗の売り上げが徐々に伸びており、収益を伸ばしただけでなく、業(yè)績全體の改善にもつながったという。

昨年の香港事業(yè)の収益は38億8920萬香港ドルで、前年よりやや減少したが、基本的に前年の水準を維持した。13年の収益は39億8340萬香港ドルだった。だが営業(yè)?運営の効率が改善し、コストが適切に抑えられたため、香港の事業(yè)部門別業(yè)績の黒字は同11.9％増加して、2億430萬香港ドルに達した。（編集KS）

「人民網日本語版」2015年3月18日