オーストラリア政府の一職員が昨年、米國(guó)、英國(guó)、ドイツ、ロシア、インド、日本など複數(shù)國(guó)の首脳の生年月日やビザ番號(hào)を含むパスポート情報(bào)を誤って漏らしていたことが明らかになった。米ホワイトハウスは30日、「今回の件は調(diào)査段階にあり、大統(tǒng)領(lǐng)のプライバシーや個(gè)人情報(bào)の安全を守るため、必要な措置を講じる」と表明した。中國(guó)新聞社が各メディアの報(bào)道を取りまとめて報(bào)じた。

オーストラリア移民局の職員は昨年11月、ブリスベンで開催されたG20首脳會(huì)議に出席した首脳31人のパスポート情報(bào)を、サッカーアジア杯組織委員會(huì)関係者に誤って送信した。これにより、オバマ米大統(tǒng)領(lǐng)、プーチン露大統(tǒng)領(lǐng)、キャメロン英首相、メルケル獨(dú)首相、モディ印首相、安倍晉三首相など各國(guó)首脳のパスポート番號(hào)、ビザ番號(hào)、ビザ種類、生年月日などの情報(bào)がすべて漏えいした。

オーストラリア移民局は、「今回の情報(bào)漏えいは、人為的ミスであり、オートコンプリート機(jī)能が働き、擔(dān)當(dāng)者が確認(rèn)を怠り誤って送ってしまったことが原因。移民局は、メールが発信された後ただちに誤送信に気づき、プライバシーに関わる情報(bào)や受信者の情報(bào)を削除、メール受信者も関連情報(bào)をすでに削除した」としたほか、「電子メールのチェック?監(jiān)督管理措置を強(qiáng)化し、事件の再発防止に努める」と表明している。メディア報(bào)道によると、オーストラリアが情報(bào)漏えいに関して各國(guó)首脳に知らせたかどうかは定かではないという。

ホワイトハウスのシュルツ報(bào)道官は同日、「今回の事件については、調(diào)査を進(jìn)めており、大統(tǒng)領(lǐng)のプライバシーと個(gè)人情報(bào)の安全を保護(hù)するため、必要かつ適切な措置を講じる方針だ」と表明した。

オバマ大統(tǒng)領(lǐng)が外遊の際にパスポートを?qū)g際に使用するか否かについて質(zhì)問されたシュルツ報(bào)道官は、「大変良い質(zhì)問だ。私には分からないので、調(diào)べてみる」と答えた。（編集KM）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2015年3月31日