張氏は今回の輸出禁止の影響について、「天河1號は何の影響も受けない。これは天河1號が老朽化しており、アップグレード計畫がないからだ。最も大きな影響を受けるのは、広州スパコンセンターの天河2號だ。米國が輸出禁止したのは、中國が國産化していないコアプロセッサで、まさに中國の弱點だ。中國863計畫(國家ハイテク研究発展計畫)は國産プロセッサによって中國のスパコンを製造するよう求めてきたが、一部のコア製品は依然として海外から輸入している。中國はスパコン発展の過程において、コアプロセッサの國産化という問題を避けてきた。海外の製品を購入するのは簡単で、低リスクで使用効果が高く、かつ海外企業(yè)から力強い支援を受けられる。そのため中國の関連機関は、海外企業(yè)のプロセッサを習慣的に使用してきた」と説明した。
今回の輸出禁止は短期的に見ると天河2號のアップグレード計畫を遅らせる可能性があるが、長期的に見ると中國にとって良いことだ。これはスパコン國産化戦略を毅然と推進する重要なチャンスになる。スパコンの総合的な実力、特にソフト面で西側諸國に劣るという狀況の中、世界一を維持できるかは最も重要なことではない。むしろ名を捨てて実を取り、著実にスパコンのソフト?ハードの開発に取り組むべきだ。IT分野の封鎖に反発するばかりでは、新たな別の製品による封鎖を受け続けるだけだ。企業(yè)はコア製品を作らなければ、市場での競爭力を手にすることができない。(編集YF)
「人民網日本語版」2015年4月16日
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