2014年8月8日に日本で公開され興行収入80億円を超える大ヒットとなった3DCG版「STAND BY ME ドラえもん」が5月下旬に中國全土で公開されることが明らかになった。中國人民解放軍八一映畫製作所が字幕制作を手掛けた同映畫は、6月中旬からオンライン動(dòng)畫サイトでも配信される。配給會社はこのほど同映畫の京劇風(fēng)中國語版ポスター3種類を発表した。ドラえもん、のび太、しずかちゃんのそれぞれキャラクターと中國の京劇の要素を違和感なく融合させたデザインとなっており、青と赤を基調(diào)とする京劇の配色とドラえもんの青い色が非常にマッチしている。新京報(bào)が伝えた。
映畫はのび太としずかちゃんとの愛を描く「愛の物語」とのび太とドラえもんの出會いと別れを描く「泣くドラえもん」の二つのパートからなり、「のび太の結(jié)婚前夜」「帰ってきたドラえもん」「雪山のロマンス」「さようならドラえもん」などの原作の中の7ストーリーを再構(gòu)築したものだ。
本作は、映畫ドラえもんシリーズ初の3DCG版となるが、のび太の町の背景や玄関、客間、廊下、書斎といったのび太の家の風(fēng)景は、すべて1対6に縮小したミニチュア模型を製作して実寫で撮影された。
同映畫は昨年8月8日に、日本の映畫館319スクリーンで公開され、初週で観客満足度1位となり、5週連続興行成績1位を記録した。その後も、イタリア、韓國、シンガポールなどで公開され、現(xiàn)時(shí)點(diǎn)で10億元(約192億円)の興行収入をあげている。どんな噂があったとしても、恐らくこれが映畫「ドラえもん」シリーズの完結(jié)編となるだろう。だとしても、のび太の振りをして、ドラえもんやドラえもんが本當(dāng)に存在すると信じていた子供時(shí)代にさよならを告げ、映畫館の暗闇の中でこっそりと涙をぬぐうチャンスはまだ殘されている。(編集MZ)
「人民網(wǎng)日本語版」2015年4月30日
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