米テスラモーターズはこのほど新たなエネルギー事業(yè)とバッテリー新製品「パワーウォール」を発表した。この新製品をわかりやすく説明すると、家庭用電源で利用できる「超大型バッテリー」となる?!妇┤A時報」が伝えた。
この超大型バッテリーのパワーウォールは、充電が可能なリチウムイオン電池だ。一般家庭の壁に取り付けて、そこにある電源につなぎ、電力需要が少ないオフピーク時に充電し、電力価格が高い需要ピーク時に放電する。余った太陽エネルギーを貯めておいて、停電時の電力を保障することもできる。
パワーウォールには7キロワット時と10キロワット時の2タイプあり、一般家庭の一日あたりの電力需要を十分にまかなえる。価格は7キロワット時が3千ドル(1ドルは約120.0円)、10キロワット時が350ドルだ。100キロワット時の法人向けタイプもあり、電源を並列接続してより多くの電力を備蓄することもでき、備蓄量は最大で10メガワット時に達(dá)する。テスラによれば、この家庭用電池は今年の夏に米國で販売を開始し、來年は國際市場を開拓する考えだという。
テスラを創(chuàng)業(yè)したイーロン?マスク最高経営責(zé)任者(CEO)は、「パワーウォールには大いに自信がある。100%太陽エネルギーに依存するなら、米國には1億6千萬臺のパワーパック(パワーウォールの工業(yè)版)が必要になる」と話す。
またマスクCEOは、「世界には自動車が20億臺あり、人類が20億個の複雑な製品を作れることを証明している。そのため20億臺のバッテリーを?qū)g現(xiàn)させることは可能だといえる」と話す。
パワーウォールの本體価格はそれほど高くないが、取り付けや関連設(shè)備の価格はこれを上回る。アナリストは、「この大型バッテリーが一般家庭に普及するのは難しい。価格が大幅に下がらなければだめだ」と話す。テスラは、「現(xiàn)在この問題の解決に取り組んでおり、たとえばパナソニックと協(xié)力して大規(guī)模電池工場の建設(shè)を進(jìn)めている。この新工場によって電池製造コストが30%前後下がる可能性がある」としている。(編集KS)
「人民網(wǎng)日本語版」2015年5月4日
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