北京市衛(wèi)生?計畫出産委員會など5機関は10日、一人っ子が身體障害者になったり、死亡したりして、困難に直面している「計畫出産特殊困難家庭」を援助する新政策を発表した。そのような家庭で、寢たきりになっている高齢者や70歳以上の高齢者は、公共の高齢者施設(shè)に入居することができる。 新京報が報じた。

保障性住宅に優(yōu)先的に入居へ

10日に発表された新政策によると、北京市は今後、経済的なサポートや老後の保障、醫(yī)療保障、社會的関心などの分野において、「計畫出産特殊困難家庭」へのサポートを強化する計畫だ。

北京において、一人っ子が身體障害者(法律に基づいた鑑定で三級以上の障害と認められた障害者)になった、あるいは死亡したうえ、2人目の子供を産んだり、養(yǎng)子を受け入れる能力がない家庭が、「計畫出産特殊困難家庭」に指定される。

規(guī)定では、そのような家庭において、寢たきりになっている高齢者や70歳以上の高齢者は、公共の高齢者施設(shè)に入居することができる。 また、北京市は今後、地域の醫(yī)療連合體において、そのような家庭における60歳以上の高齢者が、病院で診察を受けたり、転院したりしやすい環(huán)境を整える計畫だ。

その他、生活に困窮したり、住居に困っている都市部の「計畫出産特殊困難家庭」に対して、低中所得世帯向けの政策支援住宅である「保障性住宅」を優(yōu)先的に貸し出したり、販売したりする。一方、農(nóng)村部の同家庭の住宅が「危険な建物」と認定された場合、優(yōu)先的に建て直されるようにする。