インターネット調(diào)査會(huì)社の艾媒諮詢の張毅最高経営責(zé)任者（CEO）は、「現(xiàn)在、フレームレスが大人気で、國內(nèi)で上位10位に並ぶ主要メーカーのほとんどが密かにフレームレスに取り組み、流れに追いつこうとしている。技術(shù)的なハードルはそれほど高くなく、技術(shù)障壁もほぼ存在しない。今年9～10月の一大商戦の時(shí)期には、フレームレスディスプレーが標(biāo)準(zhǔn)裝備になるだろう」と話す。

フレームレスが人気を集める背景には、攜帯電話のパラメーターが多くなりすぎたことがあるのは明らかだ。つまり、スマホの性能が成熟して、主要メーカーの技術(shù)水準(zhǔn)にほとんど差がなくなったということだ。

國內(nèi)メーカーの関係者は、「攜帯メーカーはハードウエアのパラメーターをめぐる戦いに意気盛んに乗り出し、次々と戦いに挑んでいる。かつてのディスプレーのサイズ、CPUのスペック、カメラの畫素?cái)?shù)、どんな材質(zhì)で作られているかといった戦いから、ここ2年ほどは2Kの高精細(xì)ディスプレー、カメラの美顔機(jī)能、近距離無線通信技術(shù)（NFC）、指紋認(rèn)証などをめぐる戦いに移行した。スマホはますます同質(zhì)化が進(jìn)み、メーカーはハードウエアの細(xì)かな違いを掘り下げ、話題を作って注目を集めるというやり方をせざるを得なくなっている」と指摘する。

こうした狀況の中、市場には細(xì)分化されたユーザー、細(xì)分化された分野をターゲットにしたさまざまな製品が出回り、セキュリティ攜帯、カメラ攜帯、動(dòng)畫攜帯、音聲コントロール攜帯などが登場している。ここには差別化を求めるメーカーのせっぱ詰まった気持ちや、同質(zhì)化が進(jìn)む市場で獨(dú)自路線を確立したいという思いがよく現(xiàn)れている。

注目に値するのは、2～3年前に比べ、國內(nèi)メーカーと海外ブランドが対峙していた局面が、今では中國での爭いに、すなわち國內(nèi)メーカー同士の爭いに変わってきたということだ。だが國內(nèi)のスマホの発展?fàn)顩rをみると、どこかのメーカーが差別化の旗を掲げると、他のメーカーがすぐに追隨する。小さな差別化のポイントはすぐに模倣されるため、持続的なコア競爭力を形成することは難しい。

在野の電気通信アナリストの付亮さんは、「未來のスマホは多元化、オーダーメード化、個(gè)性化の方向へと発展し、スマホの市場全體のハードルはさらに低くなる。短期的な競爭のポイントが製品の標(biāo)準(zhǔn)裝備になって競爭が終わる、ということが往々にして起こるだろう」と予想する。（編集KS）

「人民網(wǎng)日本語版」2015年5月12日