中國大陸では今年に入ってから、M5以上の地震が9回発生している。中國の地震は、どのような情勢を迎えているのだろうか？なぜ中國で地震が多発しているのだろうか？世界は地震活動(dòng)期に突入したのだろうか？華商報(bào)が伝えた。

地震の多発は中國大陸の構(gòu)造運(yùn)動(dòng)と関連している。中國はユーラシアプレートの東部に位置し、北部は安定的なモンゴルプレートによって遮られ、西南部はインドプレートの北東方向への衝突?圧力を受け、東部は太平洋プレートの西北西方向への圧力を受け、3方向から圧力を受ける狀態(tài)にある。

西南部は中國の地震多発地帯で、昨年は半年以內(nèi)にM6以上の地震が4回発生した。専門家は、「西南部は中國大陸に押し込むインドプレート東部?アッサム州に近く、また中國の南北地震帯中南部の四川省?雲(yún)南省菱型構(gòu)造プレートおよびその周辺地域に位置し、構(gòu)造運(yùn)動(dòng)が非常に激しく、地震活動(dòng)も頻繁だ」と指摘した。

中國地震局地震予測研究所の張暁東副所長は、「世界の地震活動(dòng)は2004年12月26日に発生したM9.0のスマトラ沖地震以降、活動(dòng)期に突入した?，F(xiàn)在までの研究によると、中國大陸と周辺地域で発生するM7以上の地震活動(dòng)は、世界の地震?大地震活動(dòng)とほぼ同時(shí)に変化するという特徴を示している。2008年からの6年間でM8の地震が1回、M7の地震が4回発生している。これらの現(xiàn)象から、中國大陸が新たな地震活動(dòng)期に入ったことが分かる」と説明した。

地震専門家は、「地震活動(dòng)期はまだ終息の兆しを見せていない。今後數(shù)年に渡り、M7以上の地震が発生する可能性がある。M6以上の強(qiáng)い地震がおそらく頻繁に発生する。地震活動(dòng)の中心地域は、南北地震帯と新疆天山地區(qū)で、極めて厳しい地震情勢を迎えている」と分析した。（編集YF）

「人民網(wǎng)日本語版」2015年5月15日