米國グーグルはこのほど、今年夏から同社が開発した世界初の全自動無人運(yùn)転自動車のサンプルについて、同社本部のあるカリフォルニア州マウンテンビューの街角でテストを行うと明らかにした。都市の道路環(huán)境下におけるテストで、車內(nèi)には試乗者が乗り込むという。 経済參考報(bào)が伝えた。

同社は1年前に、無人運(yùn)転自動車プロジェクトを完全に人間の関與を排除した全自動の方向へ発展させると発表し、車にはハンドルもアクセルもブレーキもなく、完全にソフトウエアとセンサーに基づき自動運(yùn)転を行うとした。同社がその後発表した初めての全自動無人運(yùn)転車のサンプルは2人乗りで、シートの間には「スタート」と「ストップ」の2つのボタンしかない。

グーグルによると、サンプル車數(shù)臺で今後路上試験を行う予定で、サンプル車の最高時速は約40キロだ。車內(nèi)には取り外し可能なハンドルやアクセル、ブレーキが設(shè)置され、試乗者が必要時に自動車を操縦できるようにしている。

同社によると、全自動運(yùn)転車のサンプルは試験場で厳しいテストを経ており、センサーやソフトウエアの正常な動きが確認(rèn)されている。サンプル車ではグーグルの現(xiàn)有の「レクサス」ブランド車を改裝した無人運(yùn)転車と同様のセンサーやソフトウエアが使われている。同社は6年前から無人運(yùn)転車プロジェクトを開始し、すでに道路で累計(jì)約160萬キロ近くを走行している。（編集YH）

「人民網(wǎng)日本語版」2015年5月18日