復(fù)旦大學(xué)のPRビデオは「東大のパクリ」　指摘された日の夜に差し替え

人民網(wǎng)日本語版　2015年05月29日15:40

復(fù)旦大學(xué)の110回目の創(chuàng)立記念日にあたる27日、同校は新しい大學(xué)PRビデオ「To My Light」をリリースしたが、その後すぐに「東京大學(xué)の2014年度PRビデオに酷似している」との指摘の聲が上がった。復(fù)旦側(cè)は「獨(dú)自に制作したもの」と盜作を否定。しかし、翌28日午後、復(fù)旦のPRビデオは、大學(xué)公式サイト、微博（ウェイボー）?微信（WeChat）公式アカウントなどのプラットフォームから姿を消した。復(fù)旦大學(xué)は同日夜6時(shí)ごろ、公式微信において、差し替え版PRビデオを改めて発表した。京華時(shí)報(bào)が伝えた。

寫真（上）：復(fù)旦大學(xué)PRビデオに登場する女性パイロット寫真（下）：2014年東大PRビデオ。ヘルメットを脫ぐ女性宇宙飛行士

■PRビデオの隨所が東大と酷似

英語の「light」は「光」の意味で、復(fù)旦関係者は、「復(fù)旦という名前は、光を意味する」と認(rèn)識している。4分51秒の長さの同校PRビデオは、観る人に、「目新しいサイエンス?フィクションフィルム」といったイメージを連想させ、瞬く間に創(chuàng)立記念日最高のサプライズ?プレゼントになった。だが、それもつかの間、このビデオは、ネット民の手で「神の座から引きずり降ろされる」運(yùn)命となった。東京大學(xué)の2014年度版PRビデオ「Explorer」と酷似していると指摘されたのだ。

復(fù)旦のPRビデオでは、英語のナレーションをバックに、飛行服とヘルメットを身に著けた女子學(xué)生が、教室で眼を覚まし、キャンパス內(nèi)を巡り歩く。図書館の本棚の傍を通り抜け、金魚鉢と出くわし、古代の文獻(xiàn)を眺め、パーティ會(huì)場で踴り、黒板に描かれた手書きの飛行機(jī)を見て、ベテラン教授たちが滔々と垂れる訓(xùn)戒に感じ入る。最後に彼女は、ヘルメットを脫ぐ。彼女は2005年期卒業(yè)生で、現(xiàn)在は中國國內(nèi)の大手航空機(jī)メーカーでテスト飛行を擔(dān)當(dāng)するエンジニア（パイロット）として活躍していることが、字幕で表示された。

一方、東大が1年前に公開したPRビデオ「Explorer」では、同校を卒業(yè)した女性宇宙飛行士が、重々しい白い宇宙服姿で、キャンパス內(nèi)を巡り歩く。図書館の本棚の傍を通り抜け、金魚鉢と出くわし、古代の文獻(xiàn)を眺め、パーティ會(huì)場で踴り、最後に、やはりヘルメットを脫ぐ。復(fù)旦のビデオは4分51秒の長さだが、と違い、東大のビデオはわずか2分13秒だ。