中國人民解放軍の孫建國副総參謀長は5月31日、第14回アジア安全保障會(huì)議（シャングリラ?ダイアローグ）で、地域安全保障問題において中國の堅(jiān)持している立場を明らかにした。

　孫副総參謀長は「武力では平和を築けず、強(qiáng)権では安全を確保できない。協(xié)力?ウィンウィンがあってこそ大きな事を行い、良いことを行い、長期的なことを行うことができる」と強(qiáng)調(diào)?！竾B平和維持活動(dòng)への參加、アデン灣での海賊対策の合同護(hù)送活動(dòng)、ネパール大地震の救援、アフリカ諸國のエボラ出血熱対策への支援といった多くの行動(dòng)は、中國が國際的な責(zé)任や義務(wù)を積極的に履行し、世界と地域の安全?安定維持において建設(shè)的な役割を発揮していることを示している」と表明した。

　「中國は経済力の発展に伴い、國防建設(shè)強(qiáng)化の能力も高めている。したがって、中國が海洋権益の維持を望むのは意外なことではない。他國に自らの立場を理解させるため、中國は他國との軍事交流を強(qiáng)化するとともに、軍事戦略白書の発表によって、軍事的透明性を高めることを望み続けている。これは非常に前向きなメッセージだ」と、國際戦略研究所（IISS）のジェームズ?ハケットシニアフェローは人民日報(bào)の取材に語った。（編集NA）

　「人民網(wǎng)日本語版」2015年6月1日