東洋大學(xué)は3日、陸上男子短距離の桐生祥秀(19)が13日に米國で開催されるダイヤモンドリーグ2015第7戦男子100メートルを右太もも肉離れのため欠場すると発表した。このため、8月22日に開幕する世界選手権(北京)への出場が「困難な狀態(tài)」となっている。中國の蘇炳添が先月末、10秒の壁を破る9秒99をマークしたことを受け、日本では日本短距離界のエース、桐生がこれを上回る記録をあげることが期待されていた。しかし、今となっては、世界選手権の出場自體が危ぶまれている。
中日間の男子100メートルの直接対決が大きな注目を集める中、東洋大學(xué)は3日、桐生が先月30日に東洋大學(xué)川越キャンパスの陸上競技場で練習(xí)をしている際に、負(fù)傷したことを突然発表した。桐生は1日、國立スポーツ科學(xué)センター診察所で精密検査を受けたところ、右太ももの肉離れと判明し、練習(xí)再開まで6週間が必要と診斷された。
よく知られているように、桐生は日本短距離で最近目覚ましい活躍を見せている新鋭選手で、日本短距離界のエースと見なされていた。2013年に日本歴代2位の10秒01のタイムを記録したことで、日本短距離界でアジア人初の10秒の大臺(tái)を切ることが期待されていたが、中國の選手に先を越されてしまった。
この日本の新星は、これまでも常に怪我や事故に悩まされてきた。2014年のアジア競技大會(huì)(仁川)の直前、それまで順風(fēng)満帆だった桐生が突然肉離れを起こし、大會(huì)を欠場せざるを得なくなった。最近、桐生は東洋大學(xué)川越キャンパスで中國メディアのインタビューに応え、「アジア仁川大會(huì)に參加できなかったために中國の選手と直接対決できる貴重な機(jī)會(huì)を失ってしまった。今回は、中國のライバル、張培萌選手や蘇炳添選手とアジア人初の9秒臺(tái)をかけて競い合いたい」と語っていた。
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