ドイツ?シラー研究所の創(chuàng)立者ヘルガ?ツェップ- ラルーシュ氏は人民日報の取材に対し、「BRICS（新興5カ國。ブラジル、ロシア、インド、中國、南アフリカ）は依然として今日の世界経済の成長をけん引する重要な力だ。特に中國は改革と発展の原動力の強化を強調(diào)している。BRICSの未來は明るい」と指摘した。

BRICS諸國には明らかな経済的相互補完の関係が存在する。オーストリア紙「The Australian」の記者?蔡源氏は、「BRICS諸國は経済発展においてそれぞれ強みを持ち、大きな相互補完性があり、協(xié)力の余地は大きい。例えばロシアとブラジルは自然資源大國であり、中國は自然資源に対して大きなニーズを持つ。中國は製造業(yè)大國であり、現(xiàn)在産業(yè)のモデルチェンジ?アップグレードに取り組んでいる。インドはサービス業(yè)の輸出國であると同時に、現(xiàn)在製造業(yè)の発展を推進している」と指摘する。

インド?オブザーバー研究財団のサミール?サラン副所長は人民日報の取材に対し、「BRICS諸國のうち、地理的に近いインド?ロシア?中國の3カ國はエネルギー、生産能力、市場などの分野で相互補完性が強まっており、多くの協(xié)力のチャンスがある」と述べた。

中國はすでにロシアとエネルギー供給に関する?yún)f(xié)定を結んでおり、高速鉄道協(xié)力にも重要な進展があった。中國とインドはインフラ建設、鉄道のアップグレード改造などの面で協(xié)力を進めている。ロシアとインドは2國間の貿(mào)易の便利化、輸送ルート開通などの戦略構想を間もなく実施する計畫だ。

國際通貨基金（IMF）の統(tǒng)計によると、過去10年間のBRICSの世界経済成長に対する寄與率は50％を上回る。IMFが今年発表した「世界経済見通し」によると、BRICSの経済成長率は先進國、および世界平均を上回り、世界経済成長への寄與率はますます高まっている。