米誌「ナショナル?インタレスト」電子版は26日、「中米の利益の合流點に焦點を合わせる」と題する中國の崔天凱駐米大使の寄稿を掲載した。崔大使は中米間には良好な「協(xié)力習慣」を育む必要があり、両國関係の重要な議題を溝が主導することがあってはならないと指摘した。中國新聞網が伝えた。
崔大使は、たとえ雙方間に溝のある問題であっても、協(xié)力は対立よりも問題解決に寄與すると指摘。「米國は南中國海で領有権主張がないことを認めており、根本的に見て、米側と中國側は南中國海の航路の開放と安全を維持して商業(yè)貿易活動を保証する問題において共通の目標を有する。中國は南中國海をめぐる爭いについて、當事國の直接の対話?協(xié)議を通じた問題解決を一貫して堅持している。米側が建設的役割を発揮し、対話と交渉にプラスの雰囲気を醸成することを希望する」と指摘した。
また、サイバーセキュリティー問題について「中國はサイバー攻撃の主要な被害國の1つだ。中國に対するサイバー攻撃の大部分が外國からのものだ。サイバー攻撃には匿名性、國境を越えるという特徴があり、発信源の特定が困難だ。根拠のない非難と『マイクロフォン外交』は逆効果しかもたらさない。中米雙方がこれについて対立せず、協(xié)力を展開すれば、より良い結果をもたらす」と指摘。
「中米間には良好な『協(xié)力習慣』を育む必要がある。協(xié)力の焦點を見失うことを回避し、雙方の共通の目標と利益をしっかりとおさえ、互いの理にかなった懸念に配慮し、互いに學び、參考にし、協(xié)力における障害を克復し続ける。特に重要なのは、両國関係の重要な議題を溝が主導することがあってはならないということだ」と強調した。(編集NA)
「人民網日本語版」2015年8月27日
このウェブサイトの著作権は人民日報社にあります。
掲載された記事、寫真の無斷転載を禁じます。
Tel:日本(03)3449-8257、080-5077-8156 北京 (010) 6536-8386