「清明上河図」（部分）

2015年は故宮博物院創(chuàng)立90周年にあたり、一連の展覧會が開催されている。9月8日から11月8日にかけては、重量級の「石渠寶笈」特別展が開催される予定だ。特別展は「典蔵篇」と「編纂篇」の2つの部分に分かれ、武英殿と延禧宮でそれぞれ行われる。清代の宮廷所蔵の書畫の著録である「石渠寶笈」には、歴代の書畫作品1萬點あまりが収録され、書畫著録の歴史における集大成といえる。後世の人々が中國古代の蕓術史を全面的に、さまざまな角度から研究する場合の重要な參考資料だ。

今回出展される作品は宋代と元代の貴重な作品が多いため、10月12日に展示替えを行い、全183作品を2期に分けて展示する。特別展に合わせて、それに関連する學術シンポジウムも開催される予定だ。（編集KS）

「人民網日本語版」2015年8月30日