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| 米ニューヨークの國連本部で28日、中國メディアの集団取材を受ける潘基文事務総長(右)。 |
國連の潘基文(パン?ギムン)事務総長は28日、米國ニューヨークの國連本部で人民日報など中國メディアの共同取材を受けた。潘事務総長は、「9月3日に中國で行われる中國人民抗日戦爭および世界反ファシズム戦爭勝利70周年記念式典に參加する。中國が世界の反ファシズム戦爭の勝利に非常に大きな貢獻をし、多大な犠牲を払ったことは、全世界が広く認めるところだ」と述べた。
潘事務総長は、「中國が第2次世界大戦で行った貢獻と払った犠牲は世界中が認めている。中國國民が戦爭の中で味わった苦しみは世界の人々が正しく評価し、幅広く共感を呼んでいる」と述べた。潘事務総長はまもなく中國を訪問する予定であり、事務総長に就任してからの9年間で9回目の訪中になる。習近平國家主席との會談を非常に楽しみにしているといい、この機會に國連に対する中國の多大な貢獻に感謝を述べたいと語った。
潘事務総長は、「70年前のかつての歴史を振り返ると、人類は極めて大きな苦痛をなめた。未來を展望すると、中國は世界の舞臺でより重要な役割を発揮することが予想される。世界2位のエコノミーとして、また平和を深く愛する國として、現(xiàn)在のように急速に変化し、急速にモデルが転換する時代の中で、中國は世界のためにより大きな貢獻を行うことができる」と述べた。
潘事務総長は、日本メディアが國連の潘事務総長の中國訪問に対し日本政府常駐代表団が関心を寄せていると報じたことについて、「全世界が第2次世界大戦終結(jié)70周年を記念している。この戦爭は人類史上最も悲慘な出來事だ。これと同時に、國連の設立も重要なことだ。歴史を振り返れば、人々はその中から教訓をくみ取ることができ、また歴史の教訓をくみ取るという基礎の上により明るい未來を切り開かなければならず、これが私が招待を受けて中國を訪問する理由だ」と述べた。
また潘事務総長は、「年初以來、さまざまな記念イベントに相次いで出席してきた。5月には第2次世界大戦が始まった場所であるポーランドを訪問し、それからウクライナを訪問した。5月9日にはロシアの大祖國戦爭勝利70周年記念イベントに出席し、その後、軍縮擔當上級代表代行を日本の広島に派遣して、被爆70年の節(jié)目の広島市原爆死沒者慰霊式?平和祈念式に出席した。こうした方面で一貫して教訓をくみ取ろうと努力してきたし、學ぶことのできた歴史の教訓を未來に生かそうとしてきた。國連事務総長として発揮すべき役割は果たしてきたと考えている」と述べた。(編集KS)
「人民網(wǎng)日本語版」2015年8月30日
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