8月28日封切の「百団大戦」の評(píng)判、興行収入共に勝利を収めた。上映初日の興行収入は3360萬元（約6億3500円）、8月31日一日で5100萬元（約9億6400円）をたたき出し、上映以來、完全無欠で首位を守ってきた「ターミネーター５」を完全に破り、8月31日同日の興行収入トップに躍り出た。南方日報(bào)が伝えた。

戦爭敘事詩の大型映畫「百団大戦」は抗日戦爭時(shí)、中國共産黨の指導(dǎo)下にある八路軍が非常に困難な狀況のもと身を挺して華北地域の民衆(zhòng)を率い、舊日本軍に対して最大かつ最長の戦いを仕掛けたことを描いている。

革命の歴史を描いた他の作品と比べ、「百団大戦」の戦闘シーンはより壯大だ。このような表現(xiàn)方法は寧海強(qiáng)（ニン?ハイチャン）監(jiān)督の「本格派戦爭映畫」という目標(biāo)によるものだ。「『百団大戦』という名のもと、大戦を描き切れなかった場合、抗日の戦場における當(dāng)時(shí)の八路軍が全體的な抗日戦爭全體の情勢を変えてしまったという重要な役割を表すのが非常に困難になる」と寧監(jiān)督は話す。

「本格派戦爭映畫」を撮るというのは簡単なことではない。統(tǒng)計(jì)によると劇中の刀などの小道具が約2000セット、撮影用銃が約2000丁、撮影用大砲が約60基、各種弾薬箱が約3000個(gè)、トラックが約60臺(tái)、倉庫占用面積が約3000平方メートルに及んだ。裝甲車、舊日本軍の発弾筒、國民黨軍の車砲、八路軍の唐辛子砲弾など、特別な時(shí)代の敵味方雙方の軍事力の差を劇中で反映するため、入念なデザインと研究がなされている。

制作スタッフは歴史を描き出すだけでなく、若者を感動(dòng)させるため、このように慎重に制作している。寧監(jiān)督は「若者はこの映畫を通じて今日の生活が簡単にできあがったものではないことを感じることができるだろう」と語る。さらに「百団大戦は1940年に華北地域で起こった戦爭だったが、國の屈辱を忘れないように、この物語を通して全國の観衆(zhòng)により戦爭のことを理解させたい」と続けた。(編集JK)

「人民網(wǎng)日本語版」2015年9月2日