1985年11月20日、中國(guó)の棋士?聶衛(wèi)平氏が日本の主將?藤?zèng)g秀行氏を破り、中國(guó)が中日スーパー囲碁に勝利した。これをきっかけに、中國(guó)全土で囲碁ブームが巻き起こり、國(guó)內(nèi)外でも大きく報(bào)じられた。それから30年後の今日、中日囲碁界の名棋士が再度安徽省蕪湖に集まり、蕪湖オリンピック?スポーツセンターで30周年記念大會(huì)を行った。大會(huì)前、人民網(wǎng)記者は日本の名棋士?武宮正樹(shù)氏にインタビューを行った。人民網(wǎng)が伝えた。

武宮氏は、「今年は中日スーパー囲碁の30周年にあたり、今日の午後に行われる対局は特別な意義がある」とした上で、「近年、聶衛(wèi)平氏とは會(huì)う機(jī)會(huì)が多く、常昊氏とも幾度か対局したことがある。しかし、馬暁春氏、劉小光氏とは長(zhǎng)らく対局していない。今回中國(guó)のベテラン棋士と手合わせする機(jī)會(huì)ができ、とても嬉しい」と語(yǔ)った。

中日スーパー囲碁というと、普通の日本人棋士ならとても緊張し、激しい対局の末に中國(guó)人棋士を打ち負(fù)かそうと考えるが、武宮氏は最も重要なのは勝敗ではないと考える?！竾斐灓悉饯嗡违攻荸`ツとは違い、心と心の交流だ。1度対局すれば、すぐに友達(dá)になれる。全ての人が囲碁をやれば、世界から戦爭(zhēng)がなくなるかもしれない。自分は囲碁で世界一になることを目指しているが、最大の夢(mèng)はやはり世界平和」と武宮氏。

武宮氏は近年、ほぼ毎年のように中國(guó)に招かれており、本人も中國(guó)がとても好きだという?！竾斐灓现腥栅斡押媒涣鳏摔い浦匾室鄹瞍虬k揮している。囲碁を通じて中日の友好交流が促進(jìn)できればと思う。中日間にはまだ多くの問(wèn)題が存在するが、友好関係を発展させるため努力し続けるべきだ」。

近年、多くの若手棋士が登場(chǎng)し、囲碁界に活力を注ぎ込んでいる。武宮氏は取材の最後に「現(xiàn)在の若い棋士は模倣ばかりで、棋風(fēng)が千篇一律だ。若手棋士たちには個(gè)性を大事にし、獨(dú)自のスタイルを創(chuàng)りだし、自分らしい囲碁を目指して欲しい」と若手棋士への希望を語(yǔ)った。（編集SN）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2015年11月20日