第4回核安全保障サミットの會期中、中米首脳會談が行われる。米ブルッキングス研究所ジョン?ソーントン中國センターの李成博士は「習(xí)近平氏が6カ月後に再びワシントンを訪問し、第4回核安全保障サミットに出席することは、米中両國が対立ではなく協(xié)力を望んでいることを示している」「協(xié)力?ウィンウィン、相互尊重により、溝ではなく協(xié)力を求めることが新型の大國関係の重要な中身であり、協(xié)力に向けた雙方の願いと制度をさらに強(qiáng)化するものだ」と指摘した。人民日報(bào)が伝えた。

「習(xí)主席の核安全保障サミット出席が熱烈に歓迎されることは間違いない」。李氏は「気候変動、サイバーセキュリティーであれ、核安全保障、世界経済ガバナンスであれ、中國は大変重要な役割を発揮している」と指摘。グローバル?ガバナンスへの中國の関與について「中國は比較的控え目だが、中國の重要性は日増しに際立っている。中國は國際問題のどの分野においても主要な役割に就いている。國際的地位の高まりに伴い、中國の擔(dān)う國際的な責(zé)任と義務(wù)も増加している。例えば世界の貧富の格差の縮小、南南協(xié)力の促進(jìn)などの面においてだ」と指摘した。

習(xí)主席の核安全保障サミット出席は、國際社會との協(xié)力強(qiáng)化を望む中國の意思を示している。

「世界の大國として、中國の聲は聞かれるべきであり、中國の見解ははっきりと示されるべきだ。國際社會は國際問題において中國が日増しに発揮する重要な役割を引き続き十分に尊重するだろう」。

中米関係の発展について李氏は「両國首脳が見ているのは大局であり、眼前の問題ではない。長期的に、米中関係の根本的利益から、世界構(gòu)造の変化から両國関係の重要性を見る」と李氏は指摘した。中米関係にはいくつかの雑音が存在するが、多くの分野で両國の協(xié)力はその他の選択を遙かに上回る。現(xiàn)在の進(jìn)展から見て、米中両國は世界的な問題で良好な協(xié)力を行っている。いくつかの溝はあるが「私は世界的範(fàn)囲で両國の協(xié)力は波及効果を生み、相手國の立場への理解を深め、両國の協(xié)力を促すと考える」。（編集NA）

「人民網(wǎng)日本語版」2016年3月31日