1926年2月に天津で生まれた劉徳山さんは定年まで蘭州大學(xué)醫(yī)學(xué)院で教鞭を取っていた。1930年代から現(xiàn)在に至るまで、彼は中國(guó)各地域で30流派以上ある明、清時(shí)代の皮影（ピーイン、影絵芝居）を2千點(diǎn)近くコレクションしている。

このほど、取材に訪れた筆者は高齢者の劉さんと家の中で會(huì)った。劉さんは取材に対し、「父が劇や芝居をこよなく愛しており、幼いころから兄弟たちも父の影響を強(qiáng)く受けた。特に祖先から受け継がれてきた演出に使われる古い皮影には夢(mèng)中になった」と話す?，F(xiàn)在、劉さんが手元にある皮影のどれを取り出しても、その由來や素晴らしさをすらすらと語(yǔ)ることができる。

劉さんは続けて、「これは中國(guó)の魅力と古代蕓術(shù)の繁栄を存分に示すことができる古い蕓術(shù)だ。皮影コレクションは民間職人への尊敬であり、なおざりにしてこられたこれらの伝統(tǒng)文化は青少年に粘り強(qiáng)い精神と愛國(guó)心を教えることができる」と話す。(編集JK)

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2016年4月1日