新任の橫井裕駐中國日本大使が15日正式に著任し、16日午後に大使館で初の記者會(huì)見を開いた。NHK、テレビ朝日、共同通信社など日本メディア16社と人民網(wǎng)、新華網(wǎng)など中國メディア9社、計(jì)50人近くの記者が取材のため會(huì)場に集まった。橫井大使は記者會(huì)見の中で、「日中関係にはすでに回復(fù)の兆しが表れている。自分は大使として両國の関係がさらに改善、発展していくために盡力し、新しい時(shí)代の新しい日中関係を築くために努力していきたい」と語った。

橫井大使はまた発言の中で「2014年北京APECで日中両國の首脳會(huì)談が実現(xiàn)し、そこから日中関係は次第に改善し始めた。先ごろ、日本の岸田文雄外務(wù)大臣が4年半ぶり2回目の訪中を?qū)g現(xiàn)し、日中関係の重要性を確認(rèn)した。岸田大臣はその訪中を両國関係の歯車を回す大事な端緒となったと話しており、今後は現(xiàn)場の大使として、さらに日中関係の発展と共通利益や共通課題について協(xié)力をすすめ、相互信頼を増進(jìn)していきたいと思う。中國にはこれまで何度か勤務(wù)した経験があるが、大使という重責(zé)には身が引き締まる思いだ。良好な日中関係は両國の國民と國家にとって有益であり、今後は共に協(xié)力し、努力したい」と語った。

橫井大使は2010年に退任した宮本雄二?元駐中國大使以來の「知中派」大使として起用された。それをうけ、ある記者から橫井大使に対し、任期中にどのような役割を擔(dān)いたいかという質(zhì)問が上がった。橫井大使は「1980年に初めて研修生として訪中し、今回も含めると６度目の勤務(wù)となる。中國の改革開放から現(xiàn)在の世界第2位の経済體に急成長するまでの姿を現(xiàn)場で経験してきた。こうした経験を踏まえながら新しい時(shí)代にふさわしい日中関係の構(gòu)築に全力を盡くしたい」と答えた。