第69回カンヌ國際映畫祭が北京時間23日未明、閉幕した。コンペティション部門にノミネートされていた中國語映畫はなかったものの、同映畫祭開催期間中、中國館が初めて、各國映畫のソフトパワーを発信する國際映畫村に入り、多くの世界的な映畫バイヤーが中國ブースを訪れて問い合わせや話し合いを行った。世界第2位の映畫興行収入を誇る中國は、世界の映畫バイヤーが照準(zhǔn)を定める「寶の山」となっているのだ。新華網(wǎng)が伝えた。
海外に進(jìn)出しているのは「カンフー映畫」だけではない
ケニアの來場者ミルドレッドさん(33)は、「子供のころ、中國に行ったらカンフーを?qū)Wびたいと思っていた。最近、中國のドラマを見て大きくイメージが変わった」と語った。
1980年代、週末に、アクションスター?李小龍(ブルース?リー)が出演する映畫を見るというのは、ケニアの人々にとってあこがれの時間だった。多くのアフリカ人にとって、中國と言えば「カンフー」。しかし、今の中國の映畫?ドラマは、繁栄を続ける現(xiàn)代の中國を発信している。
海外に進(jìn)出した中國の映畫?ドラマを見ると、映畫だけでも、文蕓映畫「山河故人」(Mountains May Depart)」やアクション映畫「智取威虎山(The Taking of Tiger Mountain)」、ファンタジックコメディ映畫「モンスター?ハント」(原題:捉妖記)、誘拐された子供を探す親の姿を描いた「最愛の子(原題:親愛的)」、サスペンス映畫「闖入者(Red Amnesia)」」、戀愛サスペンス映畫「白日焔火(Black Coal,Thin Ice)」など數(shù)々ある。
また、ドラマと見ると、歴史映畫「瑯ヤ(王へんに邪)榜(ろうやぼう)~麒麟の才子、風(fēng)雲(yún)起こす~」、武俠コメディドラマ「鹿鼎記(The Duke of Mount Deer)」、ロマンティックラブドラマ「お晝12時のシンデレラ」(原題:杉杉來了-Boss & Me-)、嫁姑問題を描いた「ソク(女へんに息)婦的美好時代(Beautiful Daughter-in-Law)」、中國の醫(yī)師の姿を描いた「青年醫(yī)生(The young doctor)」、中國の教育を描いた「虎媽貓ハ(父の下に巴)」などが海外でも放送された。
海外に進(jìn)出する中國の映畫?ドラマの數(shù)が増加し、そのクオリティも大幅に向上。そのテーマも日に日に豊富になり、海外で大きな話題になることさえある。今年の春節(jié)(舊正月)期間中、ベトナムで上映された映畫14作品のうち、4作品が中國映畫で、うち「美人魚(The Mermaid)」は大ヒットとなった。そして、生まれて6カ月の女の子が、親が見守る中プールで人魚のように泳ぐ畫像が、ネット上で大きな話題となった。
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