劉代表は最後の10數秒間は原稿から離れ、「関連國は深く反省すべきだ。中東とシリアがどのようにして今日のような局面に至ったか。さまざまな國がそれぞれどんな役割を演じたか。どのような名譽なこと、どのような不名譽なことがあったか。ただ口先だけで『國民』と言うのは、無責任極まりない偽りの行為だ」と訴えた。
國連問題の専門家である外交學院の鄭啓栄教授は、「劉結一代表の直近の発言は確かに時間が長かった。かねてより、外部の批判や無理解に対し、中國代表は具體的な問題を具體的に分析し、速やかに、立場を明確にして発言してきた。米國とロシアの中東問題をめぐる角逐がますます深刻化し、複雑化する中、中國代表が國連で発言し中國の立場を明らかにし、論爭に応じるという情景がこれからますます外部の視界に入るようになるとみられる」との見方を示す。
劉代表の対応は中國の世論の関心も呼び、ネットユーザーは「道理も証拠もある」劉代表の発言を相次ぎ支持した。微博(ウェイボー)ユーザーの「@問沈1」さんは、「筋を通して力強く権力を行使するのはまさに責任ある大國の振る舞いだ!」と書き込んだ。また、ネットユーザーの「@洪源」さんは、「中東は一部大國の娯楽場ではない?;靵yを生み出してはならないし、ましてや戦爭を起こすなどとんでもない!」とコメントした。(編集KS)
「人民網日本語版」2017年3月4日
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