また、朱氏は、「村上氏の問題提起が南京大虐殺の歴史をもみ消そうとする人たちの神経を逆なでした。彼らが南京大虐殺を否定するのは、歴史観が生み出した間違いによるもの」とした。
南京大虐殺は、第二次世界大戦中に日本の軍國主義が犯した深刻な罪であり、國際社會でも認められている歴史的事実だ。1948年に極東國際軍事裁判(東京裁判)の判決では、舊日本軍が長江に遺棄したり、穴を掘って埋めるなどして処理した死體(約15萬人)を含めておらず、舊日本軍が南京で殺害した中國の市民や捕虜の數(shù)は合計20萬人以上に上るとしている。朱氏は、「南京大虐殺の死者數(shù)に関して言い爭う人たちの目的は、南京大虐殺の事実を否定し、さらには日本が侵略戦爭や犯罪行為を行った歴史を否定することにある」と指摘している。
歴史を鑑とし、未來への警告とする。第12期全國人民代表大會常務委員會第7回會議で2014年2月、12月13日を南京大虐殺犠牲者國家追悼日とする決定が採択された。國連教育科學文化機関(ユネスコ)は2015年10月、中國の「南京大虐殺文書」を世界記憶遺産に登録した。このほか、カナダ?オンタリオ州議會が12月13日を南京大虐殺記念日に制定する法案を?qū)徸hしており、現(xiàn)在その審議は最終段階に入っているという。(編集YK)
「人民網(wǎng)日本語版」2017年3月9日
![]() |
このウェブサイトの著作権は人民日報社にあります。
掲載された記事、寫真の無斷転載を禁じます。
Tel:日本(03)3449-8257
Mail:japan@people.cn