中國(guó)を代表する指揮者?余隆氏と音楽家であり5代目ソニー社長(zhǎng)としても知られる故?大賀典雄氏の國(guó)境と世代を超えた絆を描くドキュメンタリー「終わりなきコンサート」が23日夜8時(shí)25分から、BSフジで放送された。中國(guó)新聞網(wǎng)が報(bào)じた。

「終わりなきコンサート」は、中國(guó)と日本で好評(píng)を博した、「小さな留學(xué)生」や「泣きながら生きて」などのドキュメンタリーを手掛けてきた、中國(guó)のテレビ番組をネット配信するCCTV「大富」の代表取締役社長(zhǎng)で女性映像プロデューサーの張麗玲さんが企畫(huà)製作した傑作。同作品は大きな注目を浴びている。

「終わりなきコンサート」は、伝説的な2度のコンサートを背景に、世界の音楽界で活躍する余隆と、大賀の十?dāng)?shù)年に及ぶあまり知られていない感動(dòng)の物語(yǔ)を描いている。

2001年、北京國(guó)際音楽祭の招きを受け、大賀率いる東京フィルハーモニー交響楽団は北京を訪問(wèn)した。しかし、オーケストラを指揮中、大賀はくも膜下出血のため壇上で倒れ、すぐに病院に運(yùn)ばれた。そして、會(huì)場(chǎng)はコンサートの続行が難しい局面に陥った。

その時(shí)に、大賀の代役を買(mǎi)って出たのが余隆で、中斷した「チャイコフスキー交響曲第5番」の第2楽章から再開(kāi)し、見(jiàn)事コンサートを無(wú)事終了させた。これが中日文化交流の感動(dòng)の物語(yǔ)の始まりとなった。

中國(guó)の病院の醫(yī)師らの治療を受けた大賀は、危険な狀況を脫し、2ヶ月後に帰國(guó)した。09年、東京を訪問(wèn)した余隆は大賀と再會(huì)し、中日の青年音楽家の育成にどのように助力できるかについて意見(jiàn)を交わした。大賀は、自身が寄贈(zèng)した資金で建てられた軽井沢多賀ホールで1日も早くコンサートするように、余隆と中國(guó)フィルハーモニーを招待した。しかし、11年に大賀は死去。余隆が同ホールでのコンサートを?qū)g現(xiàn)したのは、15年のことだった。