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日本の地下鉄で電話してはいけない理由は?

人民網(wǎng)日本語版 2017年04月28日10:35

ネット上で、「中國では、マナーを非常に重んじるというのが日本人に対する一般的なイメージ。ある中國人が、それは事実なのかを調べるために実際に日本に行ってみたところ、電車や地下鉄の車內は非常に靜かで、攜帯で通話している人は一人もいなった」とし、「日本人は本當にマナーがいい」と結論づけている記事を見かけた。(文:魯強。在日華字紙?中文導報掲載)

上記とよく似た記事はいくつも見たことがある。私の経験からすると、日本の電車や地下鉄の車內はほとんどの場合とても靜かだ。しかし、冒頭のような記事に対しては、「地下鉄の車內で通話しないということはマナーが良いことで、通話したらマナー違反になるということには、どんな根拠があるのだろう?」と少し疑問に感じる。

私自身日本で地下鉄に乗っている時に、よく電話がかかってくる。だた、現(xiàn)地のルールを守って、まず著信を拒否し、次の駅で降りて、電話を掛け直すようにしている。そして、通話が終わるとまた地下鉄に乗る。そうすると、快速電車やバスを乗り過ごしてしまうことも多く、次の地下鉄やバスが來るまで30分以上待つこともざらだ。電車や地下鉄、バスの中で電話をかけている日本人を見かけることもあるが、私は斷固として現(xiàn)地のルールを守っている。

攜帯から出る電波が心臓ペースメーカーなどの醫(yī)療器具に影響を與えると言われており、優(yōu)先席近くでは攜帯の電源を切らなければならないのは理解できる。これも民度の高さを表していると言えるだろう。しかし、他の場所でも攜帯で通話してはいけないというのは、日本人でもその理由がよく分からない問題だ。このルールは、日本人でも不便に感じることが多く、インターネット上でもスレッドが立ち上げられて熱い論議が交わされているが、その根拠にたどりつくことはできていない。どの先進國でも地下鉄で通話してはいけないかというと、そうではない。米國や歐州、シンガポールなどの地下鉄では、攜帯で電話しても問題ない。中には、通話中の音質を向上させるために、鉄道會社が、電波の弱い所の電波を強める措置を講じている先進國もあるという。そのようにして、地下鉄や電車がトンネルを通過するときも、乗客が通話できるようにしている。ほとんどの國では、地下鉄で通話が許されている。攜帯電話の電波が醫(yī)療機器に影響するという見方に懐疑的な聲を上げ、第三世代攜帯の影響がある範囲はわずか3センチだという実験データを示して、優(yōu)先席の近くで攜帯電話の電源を切らなければならないというルールにも根拠がないとする日本のネットユーザーもいる。


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