◆國(guó)家博物館、新石器時(shí)代の玉竜に命を吹き込む

新石器時(shí)代の玉竜を柔らかなフォルムの銀のペンダントヘッドに、唐黒釉三彩馬を可愛(ài)らしい冷蔵庫(kù)マグネットに、そして清紅彩金魚(yú)紋長(zhǎng)方形花盆を精巧なテープに。國(guó)家博物館はこれまでに収蔵されている文化財(cái)の魅力を惜しみなく発揮する3000種以上のハイクオリティな記念品を開(kāi)発している。

國(guó)家博物館経営?開(kāi)発部の蔣名未副主任は「當(dāng)館には豊富な収蔵品がある。國(guó)內(nèi)での文化博物館の模範(fàn)としての力を発揮し、多くの文化財(cái)に命を吹き込まなければならない。文化財(cái)の真髄を記念品で表現(xiàn)することで、中國(guó)のソフトパワーを示すことができる」と述べた。

◆上海博物館、「宋徽宗」のトートバッグが人気商品に

上海博物館に収蔵されている「柳鴉蘆雁図」は、宋徽宗（趙佶）の數(shù)少ない現(xiàn)存する作品の一つ。上海博物館はそれを用い、シンプルでおしゃれなトートバッグを作成した。

上海博物館の記念品は當(dāng)初、主に外國(guó)人をターゲットとし、文化財(cái)の模造品に力を入れていた。上海博物館はこの10年間でモデルチェンジに成功し、主に國(guó)內(nèi)の消費(fèi)者向けに、1萬(wàn)種類弱の記念品を販売している。

上海市で學(xué)ぶ新疆ウイグル自治區(qū)出身の劉東露さんは「これらの記念品により、一般人も博物館を持ち帰ることができる。自宅を博物館の最後の展示ルームにし、伝統(tǒng)文化を生活の隅々まで浸透させることができる」と語(yǔ)った。

博物館の記念品産業(yè)は、中國(guó)文化事業(yè)の重要な一部だ。単院長(zhǎng)ら専門家によると、「博物館條例」や「國(guó)務(wù)院の文化財(cái)活動(dòng)のさらなる強(qiáng)化に関する指導(dǎo)意見(jiàn)」などの政策が近年打ち出され、文化創(chuàng)造?革新?創(chuàng)意がかつてないほど重視されるようになり、博物館の記念品の開(kāi)発は、かつてないチャンスを迎えている。（編集YF）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2017年5月24日