▽不動(dòng)産が資産の約7割占める

不動(dòng)産は世帯資産の最も重要な構(gòu)成要素だ。全國(guó)の平均世帯資産のうち、不動(dòng)産の評(píng)価額は65.99％を占め、都市部では68.68％、農(nóng)村部では55.08％だった。

調(diào)査データによると、全國(guó)の平均不動(dòng)産評(píng)価額は平均可処分所得の4.48倍に上り、原価（販売原価）と比較した上昇率は61％に達(dá)する。不動(dòng)産の現(xiàn)在価値に対する負(fù)債比率はわずか5％だった。農(nóng)村部では不動(dòng)産の価値は低いが、不動(dòng)産ローンの負(fù)擔(dān)が都市部よりも重い。地域別にみると、東部地域の不動(dòng)産評(píng)価額が中?西部を明らかに上回り、中部の2.37倍、西部の2.7倍に達(dá)し、東部の平均可処分所得の中?西部に対する比率を大きく上回った。

不動(dòng)産の數(shù)をみると、全國(guó)の世帯の平均保有住宅數(shù)は1.044戸だった。調(diào)査データによると、現(xiàn)在、中國(guó)の農(nóng)村の住宅は自分で建てたものが中心で、85.62％を占める。都市部は購(gòu)入したものが中心で、54.15％を占める。政策住宅（公共住宅）は購(gòu)入するにしろ、賃貸するにしろ、出稼ぎ労働者の割合が都市部の非出稼ぎ労働者世帯をはるかに下回る。また政策住宅の利用率は中所得世帯が最も高い。調(diào)査の結(jié)果、今後1年間に家を買う予定とした世帯の割合は今後1年間に家を売る予定とした世帯の割合を上回り、買う予定は6.6％、売る予定は0.87％で、中古不動(dòng)産取引だけで需給バランスをはかるのが難しいことがわかる。新築分譲住宅には引き続き市場(chǎng)で大きな可能性がある。地域別にみると、西部地域の住宅ニーズが最も高く、次が東部、中部が最低で、需給のずれの地域別順位も基本的に西部、東部、中部の順で並んだ。（編集KS）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2017年5月24日